とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

サマータイムが終わって今日から一時間時間が遅くずれる。10時に起きたつもりでもまだ9時、ちょっと得した気分。朝起きて昨日買ってきたパンを使って焼きサンド。具はゆで卵とレタス。やはりこのパンは非常に好みだ。買ってきてよかった。
大学時代の私の同級生でこの街の大学の大学院を卒業した友人が夫婦でこの街に遊びにきた。彼らにとってここは第二の故郷で里帰りのようなもの。今日は彼らと夕食をともにする。彼らと私達は食べ物でつながっていると言って良いほど食べることがお互いに好き。息子達はシッターさんに家で見てもらい、今街で一番しゃれているジャパニーズフュージョンのレストランへ。そこでいろいろな話を楽しみつつ(ほとんど食べ物の話なのだが)、いろいろな料理に舌鼓をうつ。料理はすべてシェアした。とにかくそれぞれの料理がちょっとずつ憎い工夫がしてあり、なんとも楽しい。まずはビールから初めて、焼酎のロックをいただいた。
食べたのは、

ツナのたたき:胡麻をまぶして周りを軽く焼いたツナのたたき。ソースが絶品。

オイスターショット:ショットグラスに生ガキとウズラの卵が入って味付けしてある。ウズラの卵とソースを混ぜてカキと一緒にクイッと飲む。

ラムのカレー煮:これはピタブレッドと一緒にいただく、ラムが柔らかく煮られている。

マンゴーとダックの巻き寿司:中がマンゴーでご飯の周りにダックの薄切りが巻いてある。甘めのソースがかかっている。とても変わっているがクセになる味。

ハマチのカルパッチョ:私の友人はシェフと友達なのでサービスの一品が出てきた。カルパッチョソースは酸味がいい具合に利いていた。添えられていたコーンのスプラウトと一緒に食べるとうまい。コーンのスプラウトは初めて食べたがコーンの風味がする野菜と言った感じでおもしろい。

ムール貝のカレー風味蒸し:私はこれが今日一番気に入った。スープにたらしてあるカボチャの種油が何ともいえない香ばしさを出していていいアクセント。とにかく皆でスープをすくっては貝を食べ、スープも飲み尽くした。添えられていたチンゲンサイもスープに合っていた。

ハリバット(巨大カレイ)のグリル:焼き加減が絶妙。ふっくらしていた。ソースも控えめで魚の美味しさが際立つ。

アジア風コールスロー:ランチではこれが付け合わせになる。水菜、人参、大根などが入っている。山盛りでくるのだが、どんなに量があっても飽きがこないドレッシングがいい。自分で再現しようとしてもいつも微妙に違ってしまう。

はらみステーキ:とても柔らかいはらみにブルーチーズ、白みそと酢がバランスよくミックスされたソースがかかって出てきた。これも絶品。シェフは焼き加減で柔らかく食べられる言っていたが、とても風味のいい牛肉が印象的だった。

ハマチの漬けごはん:これもシェフのサービス。ハマチの漬けを細かく刻んでトロロと一緒に出てきた。最後にごはんが出てくるのはなんとも幸せになれる。最高の〆だった。

最後にシェフからもいろいろ話を聞くことができた。どうやらもう一軒寿司専門店を開こうとしているらしい。期待大。
それにしても今日のディナーはあらゆる意味で楽しめた。