とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

粗挽き肉ステーキ

前から一度試してみたいと思っていたもの、それは肉を粗挽きにして固めてステーキにするというもの。つなぎも具も無しなので一見ハンバーグに似ているが、どちらかというとステーキ寄りのおかずだと思う。そのまま焼いたのではちょっと歯ごたえがありすぎるという肉の時に良さそうかなと思っていた。ちょうど肩ロース(骨つき)の大きな塊があったのでその肉を使ってみる。草だけを食べて育った牛の肉は脂肪がほとんどなく、赤身の旨味が強いのだが、肩ロースだとちょっと歯ごたえがありすぎと感じることも多い。というわけで、この食べ方が良さそうだと思った。
肉は超粗挽きにして、形を整えたらスキレットで両面を焼く。いつものごとくそれをオーブンに入れてしばらくしたら出来上がり。タレは和風の醤油ダレで大根おろしも添えていただいた。確かに食べやすくなるし、予想通りハンバーグと言うよりステーキ寄りの味だ。息子達にも好評だった。

付け合わせにはカブのバター炒めとマスタードグリーン。カブは炒めると甘味がぐっと増してとても美味しかった。マスタードグリーンはいろいろな種類のものがあるが、今週マーケットで見つけた種類は苦味が少なくて、名のごとくからし系の風味が際立っていてとても好み。ステーキと一緒にいただくと良いアクセントになる。
みそ汁はタマネギにボクチョイを刻んだもの。
キムチも一緒にいただいた。今年は冷蔵庫に始めから入れているのでゆっくりゆっくりと発酵してきている。熟成に時間はかかるが、美味しい状態も長く楽しめそうだ。