とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

究極のハンバーグ

究極と言っても我が家レベルでの究極なのだが、今一番美味しいと思っている材料のコンビネーションと作り方でハンバーグを作った。
肉は牛のBrisket(日本では友バラと呼ばれているらしい)と豚のバラ肉を挽肉挽き機で挽いて合い挽きに。この比率は牛:豚=4:1。Brisketは脂身が少ないので豚バラの脂身がほとんどの脂分のもと。ただ挽き肉にしたときのBrisketの旨味はピカイチだ。後はたまねぎ、パン粉、牛乳、卵、塩、ニンニク少々をいれて、一般的な味付けをするだけだがオイスターソースをほんの少し隠し味に入れる。これは入れすぎるとオイスターソース味になってしまうし肉の旨味を隠してしまうので本当に少し。ニンニクも同じ理由で入れすぎないようにする。
これを成形したらスキレットで両面を強火でこんがり焼いたらオーブンにスキレットごと突っ込んで8分ぐらいで完成。スキレットで両面を焼く時に裏返した後の方(裏になる方)を長めに焼くとオーブンに入れた時に肉汁噴出する事が無いような気がする。
焼き上がったらハンバーグは皿に取り分けてスキレッとにワイン、ソース各種、ケチャップなどを適当に混ぜて完成。ただ今日はハンバーグの味に相当自信があったのでソースは違う器で添えるようにしてまずはそのままでいただいた。まわりはしっかり焼けていて、中はふわりと肉汁たっぷり。気が変になりそうなぐらいうまい。下の息子も感動の声を上げながらガンガン食べていた。

付け合わせにはスイスチャードのバター炒めとトマト。マーケットで買ったばかりの野菜達もうまい。
もう一品サラダを作った。ボクチョイを塩でもんで中華ドレッシングでいただいた。冷凍しておいた揚げワンタンも一緒に。塩でもんだボクチョイはちょっとシナッとして、だけどシャキシャキ感も残っていてすごく美味しい。初めて作ってみたけどこれは定番にしよう。

明日のお弁当もこのハンバーグだと思うととても楽しみだ。

上の息子は友人宅へ泊まりにいったので究極のハンバーグはパス。きっとこのハンバーグ喜んだだろうなあ。実は私達は7月早々に日本に一時帰国する予定。上の息子と仲のいい友人達も8月にいろいろあったりして、上の息子は友人達ともうあまり遊ぶ機会がなくなってしまう。ということでそれまではかなり自由にさせてあげているのだ。

今日の料理はなんだかとても楽しく作れていい気分転換になった。最近では一番料理を心から楽しんだ気がする。”究極”とか勝手に呼んで、勝手に盛り上がって作っていたのが良かったんだろうと思う。