とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

バレンタインデー。日本では完全に女性から男性へのプレゼントの日になっているが、アメリカでは両方。去年も日記に書いたような気がするが、どちらかと言うと男性によりプレッシャーがかかる気がする。朝、自分の好物でもあるチョコレートディップしたイチゴの大きいやつを買って職場に持って行った。
昼は昼休みをちょっと長くとってかあちゃんとランチデート。いろいろ考えた末、とても気に入っているがなかなか行く機会のないネパールレストランへ。このレストランは野菜を美味しく食べさせたら街で一番だと思う。前菜にはPakaudという野菜天ぷらとAlu Chopというコロッケのようなものを分けていただく。Pakaudはサルサのようなものをかけていただく。油っこくなくてカラッと揚げてありうまい。コロッケはカレー風味が衣についている。豆とサワークリームのソースでいただく。これも旨い。

そしてランチにはスープかサラダがついてくる。スープは優しい味の豆スープ。サラダは普通だが、やはり豆がなかなか美味しかった。
メインは私がSEITANという野菜炒めのようなもの、かあちゃんがTAKARIという野菜カレーみたいなもの。SEITANには小麦グルテンから作られたスポンジみたいな食べ物が一緒に炒められているのだがこれがむちゃくちゃ好み。スパイスが混じった野菜の旨味がスポンジの穴の部分に染み込んで噛むとジュワッとそれが口に広がる。なすをはじめ野菜への火の通し方も絶妙。たまらない。さらにここの米は完璧、これも街一番。パラパラとしていながら程よい弾力がある米。品質も炊き方も両方良いのだろうが、このレベルはなかなか巡り会えない。ご飯だけおかわりしたくなる。

たまにこうして昼間に街へかあちゃんと二人だけで出るのもいい気分転換だ。
夕飯は昨晩から決めていたカツカレー。作り始めて、なんか昼食と似た系統ではあるなと思いつつ作った。だけど我が家のは肉たっぷり。カレーは少し前に作って冷凍しておいたトントロカレー。カツはヒレ肉を解凍してあったのでそれを使う。”カレーこんなに美味しかったっけ?”というほど旨味たっぷりで、揚げたてカツにカレーをかけてジュワッといただくとさらに幸せ。イカとキュウリの酢醤油漬けも良いアクセントだった。
昨晩、急に骨付き肉でスープをとり始めた。一応作りたいもののアイデアは何となく考えてはあるのだけれど。とことん煮詰めてものすごくこいスープにするために今晩もまたさらに煮込む予定。その一部を取って白菜、椎茸、もやしが入ったスープを作った。もやしを入れたとたんスープの味がグッと良くなった、もやしすごい。