秋野菜の天ぷら

朝はゆっくりと起きてブランチ。息子達には目玉焼き、ベーコン、レタスをはさんだサンドウィッチ。私達はブレックファーストタコス。タコスの皮は以前作って冷凍しておいたもの。タマネギ、グリーンペッパー、ベーコンが入ったスクランブルエッグにサルサをのせていただく。ブレックファーストタコスというのは自己流で、よくメキシカンレストランでブレックファーストブリトーとかブレックファーストラップとかを見かける。サルサのさわやかな感じが朝食に合うと思う。サルサはマーケットである農家が売っていた”これをブレンダーで混ぜるだけで美味しいサルサができますよセット”を買ってきて作った。シラントロ、トマト、トマティーロ（食用ほおずき）、ニンニク、唐辛子がセットに含まれている。トマティーロはメキシカンのサルサによく使われるらしいが、私は初めて使った。トマティーロとシラントロのためにかなり緑色のサルサになったが味はすこぶる良かった。上の息子も気に入ってサンドウィッチ半分とタコス半分を私とトレードしていた。

午後から日本米を買いに日本食料品店へ。久しぶりに行ったのでいろいろ薦めてもらったのだが、その中の一つが業務用のアン肝。筒状の入れ物に蒸したアンキモが入っているというもの。ちょっと怪しげな気がして躊躇したのだが美味しいと評判だと強く薦められたのでとりあえず買ってみることにした。特に混ざり物も入ってなくアン肝１００％らしいのだが、これが思った以上に美味しくて楽しめた。紅葉おろし、ワサビトビコをちょこんとのっけて、ネギをちらしたら、自家製のポン酢でいただいた。自家製のポン酢はしばらく存在を忘れていたのだが、味が熟成されたのだろうか、非常にまろやかで美味しかった。

今日のメインは秋野菜の天ぷら。主役はもちろん舞茸。この天然舞茸は熱を通しても縮まない。噛むとじゅっと旨味が吹き出してきて何とも言えない。しばし無言になるぐらいかあちゃんと二人で堪能した。その他にカボチャ、サツマイモ、茄子。どれも美味しかったが、上の息子が相当気に入っていたのがカボチャ。”Kabocha”と言ってマーケットで売られていたもので、皮はなぜかオレンジ、でも味はカボチャ。それにしても天然舞茸は本当に美味しかったなあ。

育ち盛りの息子達のためにミートボールも出してあげた。昨日ロールキャベツの具を大量に作りすぎてしまったので残った具を丸めて揚げてミートボールを作っておいた。揚げたミートボールは甘酢餡にからめていただく。これは息子達用、私はあまり育っては困るので、今日はこれを食べないで明日のお弁当に持って行くことにした。

以前からなめろうを作ってみたいなあと思っていたのだが、代表的ななめろう用の魚であるアジはほとんど手に入らない。今日日本食料品店で購入したカンパチで作ってみることにした。魚にはネギ、しそ、ショウガ、味噌が混ざっている。もう少し風味の強い魚の方がむいているのかもしれないが、カンパチでもなかなかいける。今日の〆に御飯にのっけてお茶漬けにしていただいたらこれが何とも言えずにうまい。かあちゃんは天ぷらと一緒に白い御飯を食べてしまいお茶漬けが食べられなかったので明日作ってあげることにした。ものすごくうまいので一度は食べさせてあげたい。