とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

朝から職場の友人の引っ越しを手伝う。友人の1時間で終わるよと言うとても楽観的な予測はさすがにどうかなと思ったが、あまりに計画が甘すぎて終わったのは4時。しかもランチぬきで働いてこの時間。総勢4人で働いたのだが、当初2人でやろうと言われていたことを考えるとぞっとする。引っ越しが完了して友人がタイレストランへ連れて行ってくれた。タイのビール”シンハ”で乾杯。労働の後のキリッと冷えたビールはとてつもなく旨い。辛いタイ風チャーハンを食べた。もちろん労働の後の辛いメシもうまい。
友人に職場まで送ってもらって7時頃まで仕事。それからかあちゃんと息子達と合流して夕食へ。かあちゃんも私の話を聞いてタイ系のものが食べたくなったみたいだった。タイ風のレストラン連ちゃんでも私は異存がなかったので、最近新聞で紹介されていた新しい東南アジア料理屋さんへ行くことにした。料理好きの夫婦が脱サラして始めたらしい。まずは生春巻きからスタート。注文してから皮を準備するらしくてまさにフレッシュ。私は食べたばかりなのでメインにはあっさりとしたヌードルサラダにした。サラダには手づくりの焼豚がスライスしてあったのだが、とてもいい豚肉を使っていて、ジューシーで美味しかった。かあちゃんはタイの挽肉サラダラープ(ラーブとも言うと思う)。ラープをかあちゃんからもらって食べたのだがとても美味しかった。今まで食べたラープのなかでも1、2を争う旨さ。辛さの中に旨味がしっかりと感じられる。息子達が頼んだフォーと炒めた麺も子供用メニューなのにものすごくまじめに作ってあって好感。材料もとてもいいものを使っている。これは掘り出し物のレストランに出会った。とても優しそうなオーナーシェフがテーブルまで挨拶に来て”料理はどうでしたか?”とたずねてくれたので賛辞の言葉を送った。日曜の夜なのに店があまり混んでないところがちょっと気になる。レストランの場所があまり良くないのが一つの原因だと思うのだが、こういうレストランにはぜひ成功してほしいものだ。