とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

ironchef012006-12-14

今週ボルシチを作る予定で週末にビーツを購入しておいた。今日の夕食にするべく昨晩作りはじめる。ビーツは皮ごと40分ほど煮込んだら皮がスルスルと手で剥けるようになる。それでも身の方は結構堅いからおもしろい。そのまま食べて見るとなんとも甘みの強い根菜だ。肉はシチュー用の牛肉を2時間以上煮る。野菜はタマネギ、キャベツ、ニンジン、セロリ、ジャガイモそしてビーツ。トマトペーストと缶トマト少々で味付け。さらにワインビネガーも。野菜を少し煮込むと旨味がスープにしみ出してくる。夕食に再び温め直して、サワークリームをのっけていただく。熱々にしていただくのが美味しいみたいだ。ビーツの色がスープにしみ出している。きっと旨味もスープの方にかなり移ったに違いない。寒い季節にいいとても美味しいスープだ。
昨晩ボルシチを作りはじめて、”バターロールみたいなものが合うな。”と思いパン作りも同時にかあちゃんに手伝ってもらって始めた。私はパン作りがうまくいった試しがなくほとんどあきらめていたのだがlizzycoさんのサイトLizzyco's Kitchen - パンの記事一覧でとても納得できる説明に出会った。とにかくグルテンが大事だったのだ。こんなに理屈が通ったパン作りのレシピにであったのは初めてで目からうろこ。オーブンでの発酵の方法も自分ではきっと気付かなかったと思う。そんなこんなでちょっと自分でも焼いてみる気になった。かあちゃんも相当乗り気になってくれた。パンの出来だが、今まで自分達で作った中ではダントツ一番、だけどきっと本家先生のものにはまだおよばずといったところだと思う。もう少し生地がのびれば最高だった。もっとこねが必要だと思われる。それでも夜中にかあちゃんと味見して、しみじみと感動していた。夕食ではパン好きの下の息子はムシャムシャとたくさん食べてくれた。パン作りに希望が見えてきた感じだ。lizzycoさん、たいへんためになりましたありがとうございます。

サワークリームを買いにいった際ついついオリーブ売り場に立ち止まってしまう。お気に入りのチリとガーリックで漬けたオリーブを購入し、ついでに焼きトマトのオイル漬けやマッシュルームの酢漬けまでかってしまった。それらをローメインレタスと一緒にいただく。マヨネーズをかけただけなのだが、それぞれの味が絡まってドレッシングをかけているみたいな味になった。オリーブブームまだまだ続きそうだ。