とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

森のモツ

この季節限定でマーケットに出てくるキノコがモレルと呼ばれるキノコ。ちょっとした贅沢品。

私達はこれを森のモツと呼んでいる。歯ごたえといい、何とも言えない形といいなんとなくモツっぽい。これを煮込むとすばらしい味がスープにしみ出す。
夕食は毎年恒例となったモレルの煮込み。チキンブロスと昆布だしにモレル、ニンジン、大根、こんにゃく、椎茸を入れて煮込んだら醤油と味噌で味付け。味噌はとうちゃんの母ちゃん手作りのものをここぞという時のためにとっておいたもの。
最後に刻みネギをのせて唐辛子をかけたら完成。これは満足度の高い一品。下の息子はなんだか変なものが沢山入っているなあといった感じながらスープがうまいと言って結局完食していた。

マーケットではアスパラガスもピーク。オーブンでロースト。マーケットで購入したヤギのブリーチーズをのせてトロリとさせていただいた。

ほぼ2ヶ月ぶりに日本食料品店に寄ることが出来たので納豆やこんにゃくなどを購入。以前食べて美味しかったサーモンのたたきも購入した。刻んだチャイブとレモン醤油でいただいた。

これはマーケットで買ったものではないが、以前すんでいたメイン州産のフィドルヘッド(ワラビやゼンマイの一種)。湯がいてポン酢醤油と辣油でいただいた。ポン酢はかなり前に自作したもの。冷蔵庫の奥の方でしばらく忘れられていた。大丈夫か?と味見してみたら昆布の旨味がしっかり出ていて、酸味も丸くなってかなり美味しく熟成していた。フィドルヘッドは私も好きだがかあちゃんの大好物。メイン州では相当安く売られていたような記憶があるが、この辺りでは高価。買うのにちょっと思い切りがいる。

今日のサッカーの試合で下の息子のチームは押せ押せで終了10分前まで2−0で勝っていた。下の息子もきれいなアシストを決めて好調だったのだが、完全にフリーになった得点機にキーパーの正面にシュートして機会を逃した。その時とても悔しそうにしてたのだが、なんとその後からチームが立て続けに3点取られて敗北。更なるショック。下の息子は悔しそうに涙をこらえながら帰ってきた。なんだかいっぱしのプレーヤーに成長してきた。