とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

ローストビーフ丼

おとといの朝のことなのだが、モモの夕食のストックがなくなってきたのでアームの肉を調理した。我が家は牛肉をまとめ買いしているのでいろいろな部位がある。最近は火を通すと固くなる部位やスジが多い部位などはモモ用にすることが多い。アームの肉は去年はジャーキーにしたりしていたが今年はモモにもあげることにした。ついでなので何となくスキレットでローストビーフが作れないかと試してみた。アームの肉をまずは強火で表面を焼き付けて後はホイルをかぶせて弱火で10分ぐらい。中はピンク色で随分と美味しそうなローストビーフになった。モモにあげる前に一切れ試してみると、予想以上に柔らかくて、しかも旨味十分。モモ用なので塩こしょうすらしていないのに驚きの美味しさだった。というわけでモモ用に少しとったものの私達の夕食用に変更。これを今日はローストビーフ丼。結婚したばかりの頃かあちゃんの母ちゃんが教えてくれたメニューの記憶をたどって作ってみた。タマネギはバターで炒めて御飯の上にのせてその上にからし醤油をさっとつけたローストビーフをのっける。醤油は鰹醤油。タマネギとローストビーフの部分が混ざるといわゆるバター醤油になるのでそれがとても美味しい。上の息子が絶賛してくれた。

グリーンサラダは手づくりのサウザンドアイランドドレッシングでいただいた。マヨネーズ、ケチャップ、酢、砂糖、非常に細かく刻んだピクルスとタマネギ、胡椒、ニンニク少々。まったく自己流なのだが基本的にマヨネーズとケチャップでそれっぽくなるもんだ。

今日は早めに帰ってきたが水曜日なので普段よりは少し遅い。仕事場を出る前にかあちゃんから”モモがトイレパットをひきちぎってボロボロにしています、至急電話して下さい。”というあまり穏やかでないメールが入っていた。かあちゃんと息子達は水泳教室へ出発した後だったが電話で聞いてみると全く言うことを聞かなかったらしく、特に最初は上の息子だけでかなり手を焼いていたみたいだ。さてどうしようかといろいろ考えながらいえに帰ってきてみたのだが、ストレスを発散し尽くしたからか、それとも私のことがちょっとこわいのかかなり落ち着いていた。まあどっちにしろおかげで夕食の支度ができて良かった。