明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。そして読んでくださっている全ての皆様が良いお年を過ごすことができますように。
もうこの日記を何年書いているのかわからなくなってしまいましたが、これだけ日記を続けていると、中心は食べ物日記とはいえ、自分と家族の歴史そのものになってきていて、続けれる限り続けてみたいなと思っています。
今年も恒例の自分たちで作ったおせちを囲んで新年が始まります。
実は今年修士課程をでて職に就くであろう上の息子は仕事柄家にいつ帰ってこれるかもわからなくなる。そんなわけで例年はあっさりとあけましておめでとうと言うところをちょっと話をさせてもらった。忘れないように書いておこう。
”アメリカにいる家族はこの4人だけ。だから自分達はいつまでもお互いを助け合って、家族の絆を大事にしよう。これから息子達が家に帰ってくることはどんどん少なくなるだろうけど、いつでも帰ってこれる場所をとうちゃんとかあちゃんは頑張って作っておくから、息子達は頑張って、でも常にここにお前達の場所があることだけは覚えておくように。”って感じだったかな。
さてお節です。
昆布巻き、黒豆、伊達巻、肉巻き、紅白なますは手作りの定番です。それに今年は栗きんとんも加えました(栗は買ったものですが)。かまぼこは買ってきたものですが、実は大好物なのでぜひ入れたいなと思っています。
お刺身、ビンチョウマグロとボタンエビはアラスカから直送。鯛のお刺身は昆布しめでいただいた。Coopの魚屋さんがちょうど新鮮そうな鯛をおろしていて、誰かが特別に注文したものだったが、ヒレが一枚余っていたので購入したのだ。そして茹でタコを酢漬けにした酢ダコ。山梨出身の私は酢に漬けたタコが子供の頃から正月に出てきた一品で、今でも好物なのだ。
筑前煮は里芋、レンコン、たけのこ、人参、ごぼう、しいたけ、鶏肉、絹さやそしてさつま揚げ。しいたけが干し椎茸を買い忘れてしまって普通のしいたけなのがちょっと残念だったが、味付けはかなり好みにできたと思う。
これまたCoopの魚屋さんで見つけた有頭エビ。これは今年は塩焼きにしてみた。
そして最後の締めはお雑煮。私たちの好みは焼かないトロッとしたタイプのお餅。
夜はみんなでモノポリーで遊んで結構盛り上がった。久しぶりにボードゲームをやったのだが、思いの外楽しくて、いかにもな正月の1日だったのが逆に素晴らしいことだと思いました。
大晦日
朝起きて最後のおせちの一品筑前煮を作る。そして餅つき(実際にはついてないけど)。もち米が去年からのものだったので、全部使ってしまうために、餅は普段よりも多めに作った。
そしてランチに年越しそば。日本から留学していた教え子が日本に帰ってからも毎年側を送ってくれる。ありがたいことです。今年は肉の細切れ(まあ自分で細切れにしているのだが)を使った肉蕎麦にしてみた。大好評で、あっという間になくなった。
夜は友人宅のパーティーに呼ばれた。アメリカでは大晦日は友人と集まってパーティーというケースが多い。上の息子も大学時代の友人の家へ行った。下の息子はパーティーは行きたくないというのでカツを揚げておいたら、残っていたカレーと一緒にカツカレーにして食べていた。
自分で準備して得意げに写真を送ってくるところが面白い。私に似たのかな?
流石にカウントダウンとかしなくていいから結構早く帰ってこようと思っていたのだが、結構話が盛り上がって帰りが11時ぐらいになった。
巨大ミートボールパスタ
巨大イタリアンミートボールを例の肉屋さんで見つけて面白そうでつい買ってしまったのだが、どうやって食べようか迷っていたら、冷凍庫でストックしておいたミートソースを見つけた。これにミートボールも入れて、ちょっとトマトソースも足して、ミートボールスパゲティにすることにした。実は昨日のうちに作っておいたので今日は温めるだけ。
余った時間でおせち作りの続き。今日でかなりのものができた。
タンとハツのカレー
元旦までそれほど日にちがないのでそろそろおせち作り開始。今日は昆布巻き、伊達巻、黒豆(これは昨晩から始めた)そして酢だこを完成させた。毎年作っているので結構スムーズ。
そしてメインは昨日から煮込んでいたタンとハツのカレー。エビも結構余っていたので入れた。じっくり煮込んだカレーの旨味はすごかった。
トッポキとタン塩
下の息子の家に帰ってきたら食べたいものリストの一つがなんとトッポキ。野菜多めでゆで卵が入ったトッポキを作った。
もう一皿はかの肉屋さんから買ってきたタンとハツ。タンはもちろん塩焼きでハツは焼肉のタレでいただく。息子達にぜひこの絶品のタンを食べさせてあげたかった。タン元の部分がとても柔らかくて感動していた。
パーティーに招かれました
友人宅のホリデーディナーに招かれました。息子達のことを小さい頃から可愛がってくれていた職場の同僚です。息子達が帰っている時に一緒にディナーを食べたかったようだ。料理好きなので、食べ物の話で私とはいつも盛り上がる友人。
メインはペルースタイルのローストチキン。ソースが絶品。
そしてデザートにロールケーキ。友人のお母さんが毎年クリスマスに作ってくれたケーキらしいのだが、ケーキの部分が卵白で作られていて口の中でサッと溶ける。これは絶品だった。
息子達も久しぶりに友人に会えて楽しそうに話をしていた。
クリスマスディナー
毎年恒例のクリスマスの朝のプレゼントオープニング。今年はかあちゃんがみんなにサプライズプレゼントを用意していてくれて、より楽しかった。
今年のクリスマスディナーはお気に入りの肉屋さんにヒレ肉一本を注文しておいた。これをローストしてメイン。ここの肉は旨味が全然違う。焼き方も気合い入れて、最高のミディアムレアになった。
サイドにはクラムチャウダーとシーザーサラダ。脇役ではあるが、経験を基にして色々と考えて作ったのがとてもよく出来て、評判も良かった。
ケーキは近くのフレンチベーカリーに注文しておいたブッシュドノエル。何年か前にも注文したことがあるが、これはとてもスペシャルなケーキ。
やはりクリスマスディナーは毎年特別。
クリスマスイブはおでん
今日職場に行ったら流石に自分たちだけだった。こういう時は普段できない仕事が誰の邪魔もされずにできるので結構好きだ。
クリスマスイブのディナーはおでん。大根、卵、こんにゃくは味を染み込ませるために昨日の晩から煮込んでおいた。そして今日はそれに練り物を足して完成。仕事から帰ってきてすぐ準備できるのがいい。
時間をたっぷりかけただけあって大根への味のしみ具合が最高だった。
ラフテーがとてもうまくできたので上の息子にも食べさせてあげたいと思いとっておいた。それにしてもうまくできた。