とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

以前にも日記に登場したと思うが、なんとも偶然で、私の大学時代の友人は私達が住んでいる街の大学院を卒業してしばらくこの街で仕事をしていた。いまはカリフォルニアにすんでいるその友人夫婦は、ときどきこの街を訪ねてくる。今回もシカゴで仕事があったついでにこの街に2、3日滞在した。今日はその友人夫婦と食事。以前から私達の間で話題になっていたレストランへ。息子たちは知り合いの家でシッターをしてもらうことに。
このレストランは街で数少ない生ガキが食べられるレストラン。その後のコースもあるので二つにとどめておいたが、久々の生ガキはうまかった。その他の前菜にアヒマグロのポキ。ハワイは有名なメニューらしいがマグロの刺身と海藻をごま油その他でやや甘めにマリネしてまぜたもの。タレが絶妙にうまかった。このあとにスープ。コーンスープなのだが隠し味にハラペーニョがつかってあり、なんとも絶妙な辛みがスープを飽きさせない。しかもピュレしてないシャキシャキのコーンも別に入れてあり歯ごたえを楽しませてくれる。
赤ワインをいただきながらメイン。メインはわたしと友人(妻)がARGENTINEAN DIABLO STEAK。ショルダーセンターと呼ばれる部位らしいが、適度な柔らかさと、適度な歯ごたえ、そして肉のうまみがぎっしり、これはうまい。かあちゃんはPAN-ROASTED RACK OF LAMB。醤油もつかってあるソースでこれが実にすばらしかった。みなでいろいろわけながら食べたのだが。これが一番ということで一致。友人(夫)はELK TENDERLOIN 。ELK(でっかい鹿)のヒレは風味はあるが、いやな臭みになっておらず、テンダーでこれまた上手に料理されていた。
それぞれの料理にちょっとずつ他とはちがう工夫がしてあって非常に楽しませていただいた。リラックスできる雰囲気も良かった。気の合う友人といい時をすごさせてもらった。