ラードで揚げたメンチカツ

土曜日の朝は本当にゆっくり起きる。ロックダウンが始まってから自分でも驚いているのが、ものすごく睡眠時間が増えたこと。これは無理をしてでもなるべく長く寝て体力を蓄えようと思い、まだ眠くなくても時間を決めて夜電気を消す、朝は起きてもコンピューターや携帯を見ないで目をつむっているようにしたからだと思う。仕事のストレスなどがすぐに影響して睡眠時間が少なくなりがちなのだが、自分でも最近の睡眠時間に驚いている。目が覚めてからもモモとまったりとしてから、コーヒーをベットで飲んで、ゆっくりと起きてかあちゃんと散歩に行く。これが土曜日のモーニングルーティーン。

散歩が終わったら、週に一回の買い物をしてから、怒涛の料理。２、３種類同時進行で作って行く。今日の夕食、明日の夕食、そして次の週の準備。午後の時間をほぼ料理に費やした。

今週は背脂を買ってきてそこからまたもラードをとった。これを揚げ油に使ってメンチカツがメイン。ラードで衣がカラッと上がるのがクセになってしまった。しかもまさにお肉屋さんのメンチカツの香りがする。

もう一品は季節ものの地元産行者ニンニク。毎年これを楽しみにしているのだが、こんな状況でも今年も食べることができて嬉しい。毎年恒例一発目は卵と一緒に炒めるだけ。調味料は醤油だけでも野菜自体の旨味で十分すぎる。

ラードをとったら、肉カスができるのだが、それを網ですくってよく油を切ったら、みそ、酒、砂糖を混ぜて、最後に刻んだ行者ニンニクの茎を生のまま混ぜる。これが最高のご飯の友になるのだ。