とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

何だか不思議と許せる。

夜通し仕事をしてかあちゃんも私も何とか締め切りに間に合った。後は結果を祈るだけ。
2時には家に帰ってきて出発の準備。今日は高速バスでシカゴに行く。
それほどきれい好きでもない私達だが、ここ最近のいそがしさで家の中の状態が限界を超えていたので掃除もする。帰ってきた時にキッチンが汚れていると何だか悲しくなるのでキッチンは特にピカピカにしておいた。
高速バスに乗ってシカゴの空港近くのホテルに付いたのが10時ごろ。でも皆お腹が空いていたので何か食べる事にした。といっても外に何があるわけでもないのでホテルに接続しているレストランへ。ホテルも安いホテルだったのだが、レストランも安い。
シーザーサラダ、フィエスタスパイシーパスタ(何のこっちゃ)と海老フライを注文した。それにスープが2個付いてきた。野菜スープにチキンヌードルスープ。
まずはスープが出てきたのだが一口味見してかあちゃんや上の息子と思わず笑ってしまった。これ絶対キャンベルのスープだと意見が一致。

シーザーサラダのドレッシングも市販もの。しかもそもそもドレッシングがシーザードレッシングではなくてなんだか甘い。
フィエスタパスタのスパゲティはこれでもかというぐらいフニャフニャ。最近ではいくらアメリカでもここまで反アルデンテのパスタは滅多に巡り会えない。そこにマコーミック系のスパイスミックスがふんだんに使われている。
海老フライは絶対冷凍もの。衣とエビの厚さが同じぐらい。揚げ方もやけにそろっているし。

でもけっこう楽しんじゃった。全部完食。
かあちゃん曰く”ここまで徹底していると返って潔くていいよね。”。
値段も素材に応じてとても安いし、特にぼったくろうという意図も無さそうなので、これは有りだなという事で意見が一致。
上の息子が”五段階でどれぐらい?”と聞くので半分冗談で”マイナス1”と答えたら、”僕もそう思う。”と笑っていた。でもなんだか許せちゃうレストランだった。ウエイトレスさんもとても親切だったし。

明日は朝のフライトで出発。