とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

つくね/アメリカンな”だし”

今日は鮭の塩焼きにしようと思っていて冷凍庫から出して解凍しておいたものが実はターキーの挽肉だった。急いでいてあまりよく見ないで手に取ったので完全に間違えてしまった。気を取り直してメニュー変更、つくねにする。挽肉にタマネギ、ネギ、卵黄、ショウガの絞り汁、塩を混ぜてスキレットで焼いた。焼けたところで秘伝の焼き鳥のタレをからめて出来上がり。

予定外のメニューで少し時間がかかってしまったが美味しくいただけた。息子達も喜んでいた。

マーケットでしわの細かいゴーヤを見つけたので買っておいた。この辺りでは日本にあるようなしわが細かくて緑が濃いゴーヤは珍しい。さっそく炒めて卵とからめる。タイの唐辛子を刻んだものや本枯れ節を混ぜてさらにそばつゆで味付け。苦み、辛み、旨味が三位一体となって箸が進む、進む。

山形の郷土料理に”だし”と呼ばれるものがあるらしい。夏野菜を刻んで醤油に浸しておいたもので具は家庭によりいろいろなバリエーションがあるみたいだ。基本の野菜だと思われるキュウリとなすは入れたが、後は唐辛子、ネギ、Purslane、香菜を刻んだものを混ぜて昨日作ってみた。Purslaneは刻むとねばりが出る。これは具的にはちょっとアメリカンな”だし”だが、やはりご飯にかけて食べると最高に美味しい。これはいいと思い、夕食後にちょっと具をかえてさらに大量に作った。

昨日多めに焼いておいたジャークチキンをランチにもっていった。昨日の夕食の時には”美味しそうな匂い。”ぐらいにしか思っていなかったのだが、ランチに温めたらニンニクとスパイスの香りがオフィス中に充満してしまった。いまだに好きな匂いではあるが、オフィスではちょっと強烈すぎた。