とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

フライドグリーントマト

ずいぶん前の話なのだが”フライドグリーントマト”という映画を見た。その映画のおかげで知ったのがフライドグリーントマトという南部の料理。マーケットで熟す前の緑色のトマトが売られているのを見つけて作ってみたくなった。色々な衣があるみたいなのだが、私はフライの要領で小麦粉、卵、パン粉でフライ。小麦粉にはケイジャンスパイスを混ぜた。普通はそのまま食べるみたいだが、私はシラントロ/ペッパーペースト、マヨネーズ、ライムを混ぜたソースでいただくことにした。フライされた温かい緑のトマトはなんだか変わっているが、かなり美味しいと思う。驚いたことに下の息子も一個ぺろりと平らげていた。熟す前のトマトの方がトマトっぽくなくて食べやすいのかもしれない。まあ衣とマヨネーズの威力もかなりあると思うが。

マーケットでグリーンビーンを買った。
グリーンビーン(インゲン)というとアメリカの料理ではキャセロールを思い出す。アメリカのポットラックパーティーで必ず一品は見かける。日本のおかずではグラタンに近いと思う。まずはホワイトソースを作ってそこへチェダーチーズを混ぜて溶かす。さらにインゲン、シーチキン、コーンと茹でたボータイパスタ(蝶ネクタイのようなパスタ)を入れて絡めたらキャセロール皿に入れてオーブンで焼く。結構作るのが簡単なところも人気の秘密か? 
最後にフライドオニオンをちりばめて出来上がり。上の息子はインゲンがあまり好きではないのだが、”インゲンはあまり好きじゃないけど、この料理には無いとしっくりこないと思うんだよね。”と言いながら全部平らげていた。なんだか面白い。

どちらも楽しんだのだが、やはりアメリカ系の料理はおなかにズシッとくる。