おでんをハフハフと

この冬初めてとなるおでん。日本食料品店が開くのを待って練り物などを買ってきた。
我が家のおでんのつゆはいりこと昆布の出汁が基本で後は塩と醤油少々で薄めに味をつける。そして最後に冷凍しておいた我が家秘伝のおでんのつゆを混ぜる。これは毎回おでんを作るたびにつゆの残りを濾してから冷凍しているもの。これを足すことででグッと旨味が出てきて、味も丸くなる。
味がしみてほしい大根や玉子それから牛肉は早いうちに煮込み始めて火を止めてから鍋のふたをして寝かせておいた。牛肉は先週末から漬け始めたコーンドビーフ。あまりに好評だったのでスジスジしていて固いアームの肉で再び作ったもの。塩水と野菜で漬けただけなので和風のおでんにも合うだろうと思って使ってみることにした。
練り物は食べる直前に煮込んで完成。激しく沸騰させると練り物は巨大になってフニャッとしてしまうのでゆっくりと沸騰寸前ぐらいで短めに煮込む。

大根はそのままでも美味しいし、味噌でも美味しい。寝かせておいた効果だろう、味が良く染みていた。今日は柚子胡椒で食べてみたがこれも絶品。

肉を煮たものは味噌とからしでいただいた。塩漬けにしておいたものなので繊維ひとつひとつが柔らかくなっている。スジの部分もいい感じにプリッとしていて美味しい。

上の息子は以前嫌いだったさつま揚げが今日は美味しいと感じたらしい。こうやっていろいろな種類の食べ物をだんだん食べるようになるのだろう。
おでんだと野菜不足になりがちなのでタマネギのスライスにおかかをかけてレモン醤油でいただいたり、小松菜のおひたしをいただいたりした。
おでんと言えば茶飯。茶飯には醤油バージョンとほうじ茶バージョンがあるらしいのだが、我が家はほうじ茶バージョン。

友人からいただいた麦味噌沢庵と一緒にいただくととても美味しい。