とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

餃子はパリッが決めて

最近運動不足なかあちゃんを誘って近くの遊歩道へ走りに行った。気温は0度なのだが暖かい格好をして走ればそれほど気にならない。さすがにもう自転車はつらい。最近屋内のトラックでばかり走っていたので外を走るのは気持ちがいい。ちょっと張り切りすぎて相当疲れた。息子達は家に残って庭の落ち葉集め。上の息子に頼んだら、下の息子もやりたがったので二人にまかせた。この量が半端でない。私達が帰ってきてもまだ二人で格闘していた。来週までかかりそうだ。

夕食は餃子。餃子は休日にみんなで作るのが楽しい。今では息子達も皮を延ばすのにかなり助けになる。そしてかあちゃんが具を包む係。なんだかんだといろいろと話をしながら餃子を作っていく。餃子作りは家族のコミュニケーションの時間でもある。
どうやら下の息子は今、餃子が一番好きなおかずかもしれない。ものすごい勢いで食べていた。焼く方が追いつかないぐらいだ。歯を抜いたばかりの上の息子も苦労しながらも着実に数を重ねていく。
皮はパリッと焼くことが出来た。中身も大事だが、この”パリッ”が美味しさを決めると言っても過言ではないので焼く時はいつも緊張。それでもスキレット(鉄のフライパン)で焼くと随分と焼きやすい。最後にごま油をタラリが決め手か? 

冷凍する分が沢山できるぐらい作った。餃子の冷凍があるとなんだかとても安心感がある。
餃子の時はほとんど餃子一筋。それでも昨日とった牛骨スープをもとにわかめスープを作った。どんな感じの出汁でもワカメをたっぷり入れたとたんにいわゆるワカメスープの味になるところが不思議。

なんだかいつもより楽しくて、美味しい食卓だった。

食後になぜか”チェリーパイが食べたいなあ。”という上の息子の一言で皆その気になってしまい、近所のアメリカンダイナーへパイを買いに走ってしまった。チェリーパイは一切れを皆で分けた。すでにお腹が一杯だったのでこれくらいがちょうど良かった。久しぶりにここのパイを食べたけど、パイだったら街一番だ。