とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

スープ用の寸胴を買った。

念願の大きなストックポット(寸胴)を購入した。これで一度に大量のスープを取ることができる。嬉しくなって昼頃から牛骨でスープを取り始めた。牛骨以外にもニンジン、セロリ、タマネギ、ニンニク、椎茸そして昆布。午後中煮込んだのでずいぶんと旨味の出たスープになった。今日はこれとキムチでキムチスープ。いくら酸味が美味しいと言ってもすでに発酵が進みすぎてそのままでは食べれない状態になってきた。これを刻んでフライパンでごま油と一緒に炒めるとまだまだ美味しくいただける。野沢菜や高菜の漬け物の炒め物が美味しいのと同じ。この炒めたキムチを牛骨スープとまぜて煮込む。そこへ豆腐、椎茸、小松菜を入れて軽く煮て、アツアツのところへ玉子をポンと落とす。いろいろな旨味が合わさったピリ辛スープになった。これは立派なおかずだ。

マーケットで購入した大根と水菜でサラダ。バルサミコ酢、醤油、キャノーラオイル、ごま油、胡麻そして柚子胡椒。柚子胡椒は友人が日本から持ってきてくれたお土産。不思議なことにドレッシングに混ぜた方が柚子の風味が強く出てくる気がした。柚子風味のあっさりサラダ、美味しかった。

今日のもうひとつの大きな買い物は牛肉。今年で3年目の牛のまとめ買い。私達が一番気に入っている農家から毎年買っている。草だけを食べて育った牛の肉は脂肪分はほとんどなく赤身の旨味が信じられないぐらい濃い。しかも出所がわかっている肉をいつも食べられるのは何となく安心なのだ。霜取り機能のついていない専用冷凍庫に入れておくとだいたい一年ぐらいは美味しくいただける。
せっかくなのでサーロインを一枚だけ焼いて皆で分けた。美味しい部分は早くなくなってしまうのでサーロインを家で食べるのは久しぶり。レアに焼いて、肉の旨味を確かめるために味付けは塩だけ。

やっぱり今年も買ってよかったなあと思える肉の旨味。