天然舞茸の季節

ここに住み始めてから秋になると毎年とても楽しみにしているのが天然舞茸。最初マーケットで見つけた時にはまさかこんな所で天然舞茸があるとはと目を疑ったが、これが本当なのだ。しかもたまらなくうまい。香も良くて、肉厚で、熱をかけても縮まない。

舞茸が手に入るとまずは天ぷら。このところ天ぷらをよく食べている気がするが、天然舞茸は天ぷらが一番。今日買ってきた塊の半分を天ぷらにした。
最近野菜の天ぷらばかりだったので、奮発してエビ天も。それでも今日は舞茸天が主役だ。
後はニンジンとサツマイモを千切りにしたかき揚げ。アメリカのサツマイモはオレンジ色なのでかあちゃんは見た目では気がついていなかったが、どうもニンジンだけではない気がしていたみたいだ。種明かしをしたら納得していた。とても良いコンビネーションだ。エビ天専門だった下の息子までもがこれを美味しいと言って食べていた。

今日はひとつ実験してみた。テーマは”全粒粉の小麦粉でうどんを作ったらどうなるのか？”。
見た目はそばみたい。しかもうどんの太さなのでちょっと圧倒される。味の方だが、うどんのツルツル感は全くない。ざらざらの感触。ではまずいのかと言ったら、ところがどうしてなかなか美味しい。モチモチ感もあるし、味がとにかく良い。小麦の味が堪能できる。
下の息子も麺作りを手伝ってくれた。そして海苔をはさみで切ったのも下の息子。

なかなか楽しめる食卓だった。