とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

鍋の後の雑炊は世界一?

仕事帰りに日本食料品店へよって牡蠣を買ってきた。2週間に一回金曜日に牡蠣が入荷する。かあちゃんはカキフライが大好きなのだが今日は鍋にする。途中、魚屋さんでタラも買ってきて鍋の具に。鍋は昆布で出汁を取って酒を入れるだけのシンプルなもの。あとはタラや牡蠣から美味しいエキスが出てくれる。他の具は白菜、ニンジン、椎茸、いとこんにゃく、えのき茸、豆腐。とにかく牡蠣の旨味が際立っていた。ミルキーで甘みがある。”鍋の牡蠣ってこんなに美味しかったっけ?”とかあちゃんと顔をみあわせる。季節なのか、種類なのか? とにかく今シーズン一番の牡蠣だった。かあちゃんの母ちゃんが送ってくれたスダチ果汁と醤油でポン酢にしていただいた。これがまた牡蠣の旨味を引き立てる。アツアツの鍋をハフハフとおいしくいただいた。

そしてかあちゃん曰く”多分これが世界で一番好きかもしれない。”という鍋の後の雑炊。鍋の残りのスープには旨味たっぷりでちょっと醤油と塩で味を整えるだけで十分。卵はあまりかき混ぜないでトロリと調理してみた。”これは牡蠣の旨味だねえ。”と言いながらスープも含めてきれいに食べきった。下の息子がものすごく気に入っていて、舌を火傷しながら、それでも待ちきれない様子でガンガン食べる。

アツアツの鍋と雑炊で体がホカホカ。