オニオンスープ

昨晩ふと思い立ってオニオンスープを作り始めた。タマネギ大３個を刻んで良く炒めてカラメライズ。それと同時に牛の肉と骨でスープを取り始めた。スープはなるべく透明になるように火加減を気にしながらグツグツと。タマネギがいい感じに焦げ茶色になったら白ワインを入れてアルコールをとばして十分スープの出汁がとれるのを待つ。出汁が十分とれたらタマネギの鍋に流し込んで煮込んだら、塩で軽く味を調節して出来上がり。食べる時にイタリアンブレッドにモッツァレラとパルメジャーノをのせてトースターで焼いたものを浮かしていただいた。オニオンスープは滅多に作らないのだが、作るたびにしみじみと美味しいと思う。今回はカラメライズもちょうど良い具合だった。

ということで今日の夕飯の準備は”はじめにオニオンスープありき”からスタート。なにがオニオンスープに合うかなと考えて思いついたのが牛肉とクレソンの御飯。御飯は牛のスープの残っていたもので炊いた。牛肉はニンニクと一緒にバターで炒めて最後にクレソンをサクッと混ぜて軽く炒めたら御飯と混ぜる。実はこれアメリカに来たばかりの頃良く食べていた懐かしのメニュー。クレソンも牛肉も安くてお手頃でしかも簡単にできるので何かと言うとこれを作っていた印象がある。スープで御飯を炊くのは今日思いついて初めてやってみた。スープで炊いた御飯はひと味違う。

上の息子は友人の誕生日会で大学のバスケの試合を見に行ったので夕食はそちらの方で。下の息子はこの御飯を喜んで食べていた。”御飯と一緒だとこのグリーンなものがうまい。”といって御飯を沢山食べていた。上の息子が野菜を好きになり始めた頃同じようなことを言っていたのを思い出した。彼もそろそろ好き嫌いがなくなっていくのかな。