グルテンで作った肉？

セイタンというグルテンで作った肉の代わりになるような食品がある。レストランで何度か食べる機会があったのだがプリッとした食感が結構気に入っていた。この間ストアで見かけたので購入してみた。私としてはあまり肉の代わりという気はしないのだが別物として面白そうだった。セイタンそのものは味があまりないのだがスープで煮込むと味が良く染みておいしいのではないかと期待。最近モツ煮込みがやたらとなつかしくなってきたのでなにかと煮込み料理を作りたくなる。先日とった鶏ガラスープの一部はチャーシューを煮るのに使ってさらに濃いスープになったのでそれをベースのスープにしてみた。セイタン以外の具はたっぷりとごぼう、にんじん、椎茸そして煮込みには欠かせないこんにゃく。これらをスープで煮込んだら醤油少々と味噌で味付けしてあとはしばらく放置して味を染み込ませた。どうやら我が家でセイタンを美味しいと思って積極的に食べたいのは私だけのようなのだが、もともと旨味たっぷりのうえにさらに野菜の旨味がでたスープは非常に好評だった。

もう一品はかあちゃんの好物のタイ料理、ヤムウンセン。春雨のサラダ。鶏肉を挽いたら茹でて出汁の出た茹で汁はドレッシングと春雨を戻すのに使った。ドレッシングは細かく砕いた唐辛子にナンプラー、ライム、砂糖、すったニンニクを混ぜる。挽き肉にはタマネギ、ネギをまぜてドレッシングと混ぜたら春雨の上にのせて香草をちらして出来上がり。息子達には唐辛子の少ないバージョンのドレッシングを作った。このサラダが意外にも御飯とものすごく相性が良いので、御飯と混ぜて食べたりもした。

モッツァレラ、生ハム、オリーブなどがのこっていたのでこれらは最初にみなでつまんだ。こうして見るとかなり統一のとれていないメニューだった。それでも一つ一つはそれぞれとても楽しめた。