とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

我が家秘伝の焼き鳥のタレ

我が家の焼き鳥のタレはもうかれこれ一年以上継ぎ足して使っているもの。焼き鳥だけではなくて手羽を焼いてからめたりして使っていた。昨日のつくねにもそのタレを使ったのだがなかなか好評だった。朝、冷凍する前にタレを継ぎ足していたら、なんだかもっと焼き鳥を食べたくなったので夕食は焼き鳥にすることにした。タイミング良くとても太いネギ(アメリカでは手に入りにくい)があったのでネギマも作れる。肉だけでなく茄子やマグロそしてホタテも。
とりあえず準備をしながらビールと枝豆。枝豆は昨日マーケットで買った枝付きのもの。旨味がしっかりとあって、ほのかな甘みが感じられる。そして粒はプリプリとフレッシュ。枝豆つまみながら夕食の準備、とても楽しく準備が進む。

炭火をおこしたら早速焼き始めて、焼き上がるたびに焼きたてを食べていく。
マグロはレアに焼いたら刷毛でタレをサラッとぬってワサビをのっけていただいた。

ホタテはこれまた刺身用なのでレアに焼いてかんずりマヨネーズ(ピリ辛)と一緒に。まわりに火が通っているが中はホタテ特有のねっとりというかモッチリした生の感じがあってこれまた美味しい。

皮は一回にそれほどとれない。お湯でサッと湯がいてから串に刺した。こうすると刺しやすい。私は皮はタレを芥子でいただくのが好み。これだけのために芥子を溶いた。残念ながら写真はうまく撮れなかった。
そして今夜の主役ともいうべきネギマと正肉。やはり炭で焼いた鶏肉は格別。タレがここまで良く育ってくれたことが感慨深い。醤油、酒、みりん、砂糖で始めたのに、いまやえも言われぬ旨味がついている。丁寧に継ぎ足して使っていて良かった。

ネギマのネギがまわりカリッ、中トロリで美味しかったのでネギだけの串も作った。

そして茄子。茄子はイタリアン茄子を角切りにして焼いてから味噌カツの味噌ソースをかけていただいた。茄子もトロリと美味しい。イタリアン茄子は焼き物に本当にむいている。

茄子を角切りにすると当然切れ端が出てくるので切れ端はみそ汁の具にした。茄子、油揚げ、刻みネギ(太くないネギ)。

このみそ汁と一緒に最後の〆でいただいたのがホタテ丼。ホタテは自家製の三升漬けであえて刻んだシソをタップリとかけていただく。三升漬けとホタテの相性は抜群。美味しく夕飯を〆た。満足、満足。

なにを思ったのか突然下の息子が箸の使い方を習い始めた。凝りだすと止まらない彼は夕食が終わっても割り箸をもってずっと練習している。なにがそこまで彼にさせるのかは不明だが、とにかくいろいろなものをはさんでは私達に見せにくる。上の息子ぐらい上手になる日も近いかも。