とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

黄金色のスープとチキン南蛮、うますぎる。

かんずりを食べてみた時にフッと”鶏のささみに塗って食べたら美味しいだろうなあ。”と思った。あのゆずの風味がいかにもささみと合うような気がしたのだ。昨日鶏をばらしたのでそのささみをスキレットで焼いてかんずりをたっぷり塗っていただいた。ゆず風味とキリッとした辛さを堪能。放し飼いで育った鶏のささみがまたジューシーで良かった。

昨日の日記に書いたように昨晩はせっせと鶏ガラスープをとった。深夜過ぎまでゆっくりと沸騰させずに煮込んだ。野菜もタップリと一緒に煮込んだ。今回はかなり丁寧に作ったので相当出来が良くて、食欲をそそる黄金色。今日はまずそのまま塩で味付けしただけでいただくことにした。こんな時には特別にネパールのピンク岩塩。それをひとつかみアツアツのスープに溶かすだけでものすごいうまいスープになる。具は全く必要ないぐらいすべての旨味がつまったスープ。下の息子が気に入って一気に飲み干していた。野菜があまり好きでない下の息子よ、これは栄養たっぷりだぞ、とほくそ笑む。

それから昨日日本から帰ってきたばかりの友人からいただいたごま豆腐もいただいた。ねっとりとこくがあってとても美味しい。ありがたい。

そして今日のメインは鶏胸肉で作るチキン南蛮。鶏胸肉を揚げて、タレにからめて、タレをかけてさらにタルタルソースをかけていただく、宮崎名物。ここまでしちゃっていいの?というぐらい好きな味付けを全部集めたらこうなりましたというような一品だ。チキン南蛮の場合、私はタルタルたっぷりが好きなのでマヨネーズだけでなくヨーグルトでちょっとソースを延ばすようにしている。これぐらいがかえって南蛮タレと合うような気がする。南蛮タレはこれやまけんの出張食い倒れ日記: これがチキン南蛮のレシピだ!を参考にした。甘みがしっかりとしていて私達には相当好みだった。”うーーん”とか”ぐーー”とか謎のうなり声(あまりに美味しい時の表現)をかあちゃんと二人であげつつひたすら堪能した。チキン南蛮を考えた人は本当にすばらしい。

”今日の夕ご飯は本当にうまかった。”と食後に何回も回想するぐらいの満足度。今日は肉から卵そしてスープまで鶏が大活躍だった。