とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

今日は夕食を作りながら鶏ガラスープをとるのとチャーシューを作るのも同時にはじめた。鶏はマーケットで購入した地鶏。背が高くて足の長い鶏だ。この鶏からはすこぶる良いスープがとれる。スープのために購入したと言っても過言ではないのだが肉の味もすばらしい。どちらかというと歯ごたえのあるタイプの肉。ささみと胸肉を夕食に使った。ささみは酒蒸しにして香菜と一緒にいただいた。残っていた味付け卵も添えてみた。タレは味付け卵をつけておいた角煮の煮汁にごま油を混ぜてつくった。これがなかなか香菜やささみに合う味だった。それにしても上の息子は香菜をうまいと言ってバリバリと食べる。私などこの風味が好きになったのは最近のことなのでちょっと驚きだ。

胸肉は醤油、紹興酒などで下味をつけてから片栗粉をまぶしてタマネギと一緒に炒めた。最後に甘めの味噌ダレを絡めて出来上がり。山椒と唐辛子をたっぷりとかけていただくと最高にうまい。とてもご飯に合う。片栗粉をまぶしてから炒め物を作るとタレが絡んで美味しいのと肉汁が封じ込まれてジューシー。と、これは飛行機の中で読んだ美味しんぼの受け売りなのだが本当にその通りだ。大量に作っておいた豚汁も一緒にいただいた。具沢山の豚汁はスープと言うよりおかずの一品といった感じだ。今日は朝と夕に豚汁をいただいた。下の息子など一番うまい夕食だと言いながら豚汁のスープをすすっている。彼はいちいち言うことが大げさなのだが、確かに美味しそうに飲んでいる。

夕食と同時に作っていた鶏ガラスープも旨味の濃いものができて満足。