とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

ironchef012006-10-27

冬の間はマーケットがなくなるので卵を農家から直接宅配してもらっている。昨日宅配してもらった卵はおととい生まれたというものすごく新鮮な卵。新鮮な卵が手に入ると作りたくなるのがカルボナーラか親子丼。なぜなら新鮮な卵だと火の通り方をあまり気にしなくていいのでトロリと仕上げられるから。今日はカルボナーラにする。イタリア食材店でパンチェッタ(塩漬け豚肉)とパルメジャーノ・レジャーノを購入。パルメジャーノ・レジャーノは高価なチーズなので普段は普通のパルメザンにするのだが、香りと味が格段に違うのでカルボナーラの時はなるべくこっちを使うようにしている。今日はカットする際に出る細切れみたいなのが安売りされていたので喜んで購入した。味は全く同じなのでずいぶんお得だ。ツルツルと食べられるパスタに仕上がって満足。
ムール貝を魚屋さんで購入してワイン蒸しにしていただく。ニンニクをオリーブオイルで炒めて、貝を入れて少し炒めたら蓋をして蒸し煮にするだけ。今回のムール貝は当たりだった。身はむちむちして、大きめ、色も鮮やかだった。スープをすくいつつ身をいただくと最高に旨い。食卓に出した瞬間にあっという間に消えた。

最近下の息子が食べることに目覚めてきたようだ。いままでは目もくれようとしなかったものをとりあえず食べて見るようになった。食べて見ると案外美味しいんだと分かるみたいでそのまま食べ続ける。今日のムール貝がいい例で、一口食べて勢いがついて、貝を食べ、スープをすすりというのを繰り返していた。”これを毎日食べたい。”という最近お気に入りのフレーズを今日も言っていた。さらに、野菜があまり好きでないと思っていたのに、今日はレタスにビネグレットをかけたものをムシャムシャと食べていた。好き嫌いが激しかった上の息子もある時なんでも食べるようになったが、それと同じパターンだ。まわりが”旨い旨い”と言って食べていると試してみたくなる年頃なんだろう。