とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

反抗期

朝のトレーニングで事件勃発。下の息子を起こしに行ったら、頭を抱えていた。どうした?って聞いたらまだ頭痛がして熱も少しあるという。よくなったと言っていたが、完全には回復しないまま試合に出ていて、それからずっと調子が良くなかったらしいのだ。実は朝のトレーニングは下の息子ができるというので無理やり入れてもらったのだが、”なんで調子が悪いって初めから言わないんだ?”と言ったら、下の息子は反抗期モード全開。自分でできると言ったくせに、”本当のことを言える雰囲気ではない。”とか親のせいにしはじめる。それでも”テキストで断れば良い。”と言っている下の息子を無理やりトレーナーさんのところに連れて言った。そして、そこで謝らせようとしたら。”俺は悪いと思ってもいないのに謝らない。”と憎たらしいことを言う。最近そのセリフをかっこいいと思っているのかよく使うのでさらにムカつく。正直ぶん殴ってやりたい気持ちを抑えながら、なるべく冷静にと自分に言い聞かせて、”もし自分が一人前として認められたかったら、自分の判断は、自分で責任持ちなさい。たとえそれが周りや親のの影響であっても、最後に判断したのは自分なのだがから、自分で責任を取りなさい。君がイエスと言ったことでトレーナーさんが時間を取ってくれたのだから、経緯はどうであれそれは君の責任でしょ。君がきちんとトレーナーさんと話して帰ってくるのを車の中で待ちます。”と言い残して車に戻った。トレーナーさんとしても良い迷惑であるがきちんと向き合ってくれた。私の最後の言葉で自分のしていることが幼稚だったと少し気づいたようで謝ったようだが、帰りの道中は無言。私も話をしたらまた頭にきそうだったので無言。そのまま下の息子を下ろしてから仕事に向かった。上の息子とも楽しい時間を過ごしたし、仕事もうまく行っていたのに、なんだこいつ、と思うとさらに頭にくる。ああ、自分もこうやって親に反抗していたのだな、そしてそれが今自分に返ってきているのだなと思うと情けない。仕事をして帰ってきたら下の息子は部屋に入って寝ている。風邪が治っていないのは本当で、ひたすら寝ている。もうほっといて私とかあちゃんの分だけ夕食を簡単に作って終わり。下の息子にはかあちゃんがヌードルを買ってきてあげていた。私のような悪役がいたら、助け舟を出してバランスをとる人も大事。
幸せそうな家族日記が、本当は結構大変なんですよ日記になって恥ずかしい。