とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

ロンドン最終日

ロンドン最終日。
空港へのバスの出発は12時だったので午前中がまるまる使える。
朝ご飯は最後のイングリッシュブレックファースト
イングリッシュブレックファーストというとソーセージ、ベーコン、卵(好きな調理の仕方で)、マッシュルーム、ローストトマト、ベイクトビーンというラインナップがスタンダードのようだ。マッシュルームは大きいやつがバターでソテーしてある。これを全部セットで毎日食べたら危険なのでいくつかを選んで毎日の朝食にしていた。これにトーストとミルク。
腹ごしらえをしたらテムス川にそった歩道/自転車道でランニング。旅行先で街を散策がてら走るのが最近の趣味になってきている。
ホテルに戻ったら息子達のサッカーコーチおすすめの場所まで散歩。
ちなみに途中で見かけた教会、これがダイアナ妃が結婚した教会。前回の教会は間違っていた事が判明。


コーチおすすめの場所はコヴェントガーデンとよばれるところ。マーケットのような場所だ。
オーディションをして選別される大道芸人さんのパフォーマンスが名物らしい。とにかくこの芸人さんのしゃべりが面白い。


カップケーキ屋さんにもよった。ここのカップケーキがこれまた美味しい。お客さんがひっきりなしにきていた。

最後のロンドンを楽しんでから空港へ出発。
9時間のフライトの後無事シカゴに帰ってきた。
今まで経験した事のないスタイルの旅行だった。旅行中一緒にすごしてみて、息子達のコーチの良さがよりわかった。厳しいときは厳しく、だけど子供達を心から大切に思ってくれている。サッカーだけでなく生き方を教えてくれるコーチだ。本当に良いコーチに恵まれた。

最後にイングランドの印象を少しだけ。
ブリティッシュアクセントの英語は優雅に聞こえるが、私には聞き取りにくい。分かってはいたが、最初は外国語みたいに感じた。ジョークを言われるとかなり辛いのがちょっと残念だった。上の息子は上手にまねをして私達を笑わせてくれた。息子達に壁はなかったみたいだ。
食べ物は思ったよりも美味しかった。というかイングランドの食べ物はひどいと聞いていたのでちょっと警戒していたが、むしろ積極的に楽しめた。よくよく考えてみるとどこへ行っても私達はそれなりに楽しんでしまうので参考にはならないかもしれないが。
スイーツの甘さはアメリカと比べるとかなり控えめ。
全体的にパンが美味しい。
パブレストランの文化は最高に気に入った。
ロンドンは特に食べ物がすごい。何でも手に入るし、どこの国の料理も美味しく食べられそうだ。とにかく街を歩いていて目移りしてしまう。ランチにパック寿司を買ってみたがなかなか良かった。ちゃんとした和食もいつか試してみたい。あまりに目移りしすぎてキドニーパイを食べる機会を逸してしまったのが心残り。とにかくここに住んだら絶対に太る。
少し郊外に行くと農地が延々と続いている。緑の濃さが印象的だった。
道は狭い。というかこれもアメリカがあまりに広すぎるのだろう。自転車乗りにはちょっと危険な気がした(それでも沢山見かけたが。)。
店の店員さんはだいたいが礼儀正しくて気持ちがよかった。アメリカでよく見る”本当に客商売しているの?”と聞きたくなるようなむちゃくちゃ愛想が悪くて高圧的な店員さんには会わなかった。
公衆トイレが至る所にあるのが良かった。
全体的に私のイングランドの印象はとても良かった。もし住むならロンドンよりミッドランドの田舎を選びたいところだが。