とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

お祝いに手巻き寿司

上の息子のサッカーのトライアウトの合格通知が来た。
ちょっとしたお祝いということで息子達が好きな手巻き寿司。日本食料品店によってお刺身を購入。
まずは基本のマグロ

ホタテ、イカそしてボタン海老。ボタン海老は冷凍してとっておいたもの。ホタテが甘くて特に美味しかった。

ボタン海老の頭はオーブンで焼いてからみそ汁に入れた。焼いた方が生臭さが少なくて、ちょっと香ばしい海老の風味がする。

上の息子の大好物のうなぎ。

野菜も食べなくてはと椎茸とキュウリ。実は椎茸がものすごくお寿司に合う。以前日本にいた時に野菜のお寿司が売りのお寿司屋さんで椎茸のお寿司をいただいた事があるのだが、それがとても美味しかった記憶がある。

卵はフライパンに全部流して焼くタイプに挑戦してみた。最初に火が強すぎてちょっと沸騰させてしまった。もう一つの出来だったが息子達も喜んで食べてくれたので良しとする。

それからひきわり納豆を刻みネギと一緒に。上の息子にとって納豆巻きはかなり上位にくる好物らしい。
みんな良く食べた。御飯3合はきれいになくなった。一番食べたのは多分上の息子。なにしろ1時間水泳をしてきた後だったのでよりお腹が空いていたみたいだ。
皆でワイワイ、楽しくて美味しい食卓だった。

上の息子はこれで次のシーズンから上位のリーグでプレーすることになる。練習時間もグッと多くなる。でもそれが望んでいたことだ。
彼はもっと上のレベルで真剣にプレーしたくて涙ぐましい努力を冬からしてきた。シーズンオフの冬は個人で参加できるリーグに出向いて行って彼よりずっとレベルの高い子供達と一緒にプレーしたり、トライアウト用の講習があると聞くとそれに参加させてくれるよう私達に頼んできたり。冬のリーグでは自分の実力のなさを嫌というほど思い知らされていた。試合の後、悔し泣きしていたこともあった。それでもあきらめずに、ひたすら彼なりのベストをつくしてきた。自分に特別な才能がないことは分かっているが、分かっていてなおかつ少しでも上手くなろうと努力できるところが彼のすごさだ。全部自分の意志でやってきたところに価値があるし、いつも全力でやってきたところに価値がある。だからこれは上の息子の人生にとってはとても大きな合格通知なのだ。