とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

元旦おせち

明けましておめでとうございます。

昨年中は当日記にお越しいただいてありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

朝起きてまず新年の挨拶をすませ、息子達にお年玉をあげてから雑煮とおせち料理をいただく。
雑煮は小さい頃から食べていた出汁に醤油味の物。具は鶏肉、干し椎茸、ニンジンそして最後に三つ葉をのせる。餅はとうちゃんの母ちゃんが送ってくれたもの。息子達は餅が大好きでとても喜んでいた。”また日本に行きたいなあ。”としみじみと語っていた。

そしておせち。おせち料理を作るのは年末の楽しみの一つ。息子達に日本の伝統料理を紹介してあげることができるし、何よりも私はおせち料理を食べるのが好きだ。いろいろな種類の物をちょっとずついただくのが良い。
今年は黒豆を上手に炊くことができた。かあちゃんの母ちゃんから教えてもらったレシピ。豆がふっくらしていて美味しい。

牛肉巻き、伊達巻き、海老のうま煮、かまぼこ、昆布巻き。かまぼこ以外は手づくり。その中でも伊達巻きは会心の出来だった。海老のすり身を混ぜた伊達巻き。下の息子が妙に気に入っていた。

なますには酢ダコを添えた。正月と言えば酢ダコと言うぐらい私には欠かせないもの。なぜか子供の頃から酢ダコが大好き。

そしてストアで偶然見つけた金柑。柑橘系の香がとてもすばらしい。上の息子もとても気に入っていた。

夕方頃から仲良くしている日本人家族が集まった。おせちに加えて、茶碗蒸し、牛のタタキ、ヒラメの昆布〆、中トロ刺身、鴨と豚肩ロースのコンフィなどをお出しした。くりきんとん、お煮染め、田作り、だし巻き玉子なども持ってきていただいてなんとも豪勢な食卓になった。

食事を楽しみ、会話を楽しみ、いつものごとく宴は夜中まで続いた。モモも沢山の人にかまってもらって嬉しそうだった。一時間タップリと散歩しておいたのでかなり落ち着いていた。