とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

土鍋で御飯

今日のメニューは麻婆豆腐と決めていた。以前は断然絹ごし豆腐派だったのだが最近木綿豆腐が相当好きになってきた。麻婆豆腐も例外ではなく、豆腐の味が濃い木綿を使うことが多くなった。麻婆豆腐は私達全員の好物。これを御飯にのせて食べるのが最高にうまい。

だったら御飯も最高の御飯にしようと土鍋を引っ張りだしてきて、土鍋で炊いた御飯。

なぜ土鍋で炊いた御飯はこんなに美味しいのだろう。テカテカに光って、ツブがしっかりしている。それでいてかみしめるとモチッとしているからすごい。息子達もこの違いがわかるみたいで食べっぷりが違う。しかも好物の麻婆豆腐と一緒とあっては御飯はあっという間に鍋から消えた。
お腹があまりに空いていたので、料理を作りながらキムチをつまみ始めた。おそらく今がピークだと思う。ちょうど良い酸味が加わって、すばらしく旨味を感じる。すごいぞ乳酸菌。いい感じに発酵が進んだ。毎度ながら何でここまで待たないのかと思ってしまうのだが、味の変化を楽しむのもまた良しと自分に言い聞かせている。漬けたキムチを見ているとどうしても2−3週間が待てず、ついつい次の日から食べ始めてしまう。今回もかなり食べ続けたところでピークだ。ただ今年はたくさん漬けたのでまだまだ楽しめる。

昨日酒蒸ししたあさりの蒸し汁をもとにスープを作った。あさりの旨味がこれでもかと出ているので味付けはほとんど要らない。ただニンニクは刻んでタップリと入れた。白菜の芯に近い部分を細切りにして煮込んで、アツアツのところに水菜をのせて出来上がり。スープの旨味と水菜のシャキシャキがとても良いコンビネーション。いつもならここにピリリと辛みを使うところだが今日は辛いもの十分という感じだったので、優しい味に仕上げてみた。

全体的に今日はいつも以上に一品一品が当たりという感じで、かなりテンションの高い夕食になった。