とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

お祝いディナーはメキシカン

今日は車で一時間ぐらいのところのリゾートホテルで職場のリトリート(親睦会みたいなもの)。
かあちゃんは職場で仕事があったので今年も私だけ参加した。
夕食も含まれる親睦会だったが、運転してくれた友人が早く帰りたがったので夕食を食べずに帰宅。
かあちゃんは下の息子にマクドナルドをねだられてまさに出発しようとしているところだった。
実は今日は私達の結婚記念日。また別の日に何かしようと思っていたが思いがけず夕食を食べないで帰ってきたのでレストランで食事をすることにした。
何食べようかねえと話しながら服を選んでいたら、かあちゃんの母ちゃんが以前プレゼントしてくれた朱色のシャツを発見。着てみて、”これはメキシカンしかないだろう。”とかあちゃんに言ったら、かあちゃんが笑いながら賛同してくれた。朱色がなぜかメキシカンを連想させる。
以前、友人が”ひと味違うメキシカンレストラン”と言っていたメキシカンレストランへ行くことに決定。
シャツの色はレストランの壁との相性もばっちり。

店内が暗すぎて料理の写真はうまくとれなかったが、最高に気に入ったレストランだった。トルティーヤチップスとサルサがまずでてくるのだが、チップスもサルサも手づくり。サルサはトマティーロ(食用のほおずき)で作ってある。これがたまらない美味しさ。料理が来る前にガンガン食べてしまった。
前菜はエビのCeviche(生の魚などをライムやレモンのジュースで〆たもの)。酸味のあるエビがさわやかで美味しい。
メインは豚肉をゆっくりローストしたものとサーモン。添えられているライスと一緒に食べても良いし、付いてきたソフトコーントルティーヤで包んで食べても良い。この手づくりコーントルティーヤがアツアツのまま出てきてとてつもなく美味しかった。
最後にデザート。スリーミルクケーキと呼ばれるケーキ。一切れを皆で分けた。スポンジをミルクたっぷりで作って、さらにミルクに浸してしっとりさせる。まわりは生クリームのようなミルククリーム。ちょっとリキュールが使ってあって、見かけは違うが、サバランが好きな人はこれも好きだろうという一品。下の息子が感激しながら食べていた。
私はメキシカンレストランでそれほど感動したことがないが、このレストランは感動的なレストランだった。
はからずもなかなか良い結婚記念日のお祝いディナーだった。