とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

常夜鍋、〆にうどん

今日は最高気温が15度以上に上昇。明日の予報は雨なのでアウトドアを楽しむなら今日。上の息子は友人宅に遊びにいって帰ってきそうもないので、下の息子だけをつれてかあちゃんと一緒に職場までサイクリング。職場までは大部分にサイクリングロードがついているので下の息子を連れていてもなんとかなる。だいたい一時間ぐらいの道中。かあちゃんは仕事場に行って、私と下の息子はそのままもう少し走って湖のほとりでアイスクリーム。湖のほとりには春を待ってましたとばかりにたくさんの人々が集まっていた。長く厳しい冬があるからこそこの瞬間がたまらないのだ。湖はまだ8割ほど氷でおおわれているが後一週間もすればだいぶ融けるだろう。しばらく二人でふらふらして仕事が終わったかあちゃんと合流して帰りのサイクリング。湖がとてもきれいだったので思わず方向を変えて湖ぎわをひたすら走ってしまった。遠回りしたので結局行きの倍の時間をかけて帰宅。良い運動にもなったし、なんといってもとても気持ちの良い午後だった。

帰宅してしばらくしたら夕食時。上の息子が友人を連れて家に帰ってきたので息子達にはピザをとってあげることにした。夕飯には常夜鍋を予定していたが、上の息子の友人は絶対に食べられない。この辺が大半のアメリカ人の子供達の難しいところ。とにかく食べられるものが極端に限られている子が多い。昔はちょっと凝ったマカロニチーズとか作ってみたりもしたけど、私達が美味しいと思う本物のチーズを使ったりするとかえって不評だったりして、最近はあまり努力していない。最近唯一馬鹿ウケだったのはフレンチフライぐらいのものか。
下の息子もピザに参戦していったので夕食はかあちゃんと二人で鍋を囲むことに。まあこうして二人で鍋をつつきあうのもたまには良いかも。肉は豚肉のロースを包丁で薄切りにした。半解凍の具合がちょうど良くてとてもスライスしやすかった。

下は常夜鍋の時のお決まりの写真。豚肉とほうれん草をひたすら食べる。嬉しかったのは自家製のポン酢がとってもまろやかな味になっていたこと。作った時に入れておいた昆布のかけらからもいい感じに旨味が出ているのだと思う。

そして〆はうどん。前回作ったうどんが自分としては今ひとつの出来だったので、もう一度作りたいと思っていたこともうどんにした理由。今日は日本の小麦粉を使ってみたのだが、ツルツル、シコシコととてもいい感じに出来て満足。醤油を器に入れておいてしゃぶしゃぶのスープをそこへ注ぐ。うどんを入れたらネギとかつお節をふりかけてツルツルといただく。私もかあちゃんも思わず無言でズルズルとひたすらうどんを食べた。豚肉とほうれん草だけのシンプル鍋なのだがスープには豚肉から旨味が思ったより良く出ている。そこにかつお節をふりかけるともっと美味しくなる。今日のうどんは心から楽しんだ。

定番のキュウリの糠漬けもいただいた。