とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

タイ風の春巻き、トラブル続出

日曜の朝は起きるまで寝ると決めている。今朝もゆっくりめに起きてきて朝食兼昼食。だし巻き玉子、残っていた豚汁、納豆、糠漬け(大根、ニンジン)と白い御飯。なかなか贅沢な食卓になった。上の息子がたいそうだし巻き玉子を気に入っていた。出汁はきのうかつお節からとっておいたもの。
食事の後は昨日醤油と味醂に漬けておいた牛肉スライスをオーブンで乾燥開始。ビーフジャーキーを再び作る。前回作ったものは息子達に大好評でおやつにガンガン食べていた。ということでもう一度作ってあげることにした。高タンパクだし噛む力の強化にもなりそうだ。これは10時間ほど乾燥させて出来上がる予定。

夕食のメインはタイ風の春巻き。以前あるタイレストランで食べたライスペーパー(生春巻き用)でくるんだ春巻きが美味しくて自分でも作ってみたいと思っていた。今回買った皮はサッと柔らかくなるし、丈夫だしとても巻きやすかった。具は豚挽き、干し椎茸、ニンジン、タケノコ、ニラ、タマネギ、ニンニク、ショウガ、春雨。味付けにオイスターソースとナンプラー。巻くまではとても順調だったのだが、ここからが苦難の連続。まず油の温度が高すぎるとプウウウと皮が膨らんでしまう。しかも生春巻きはピッチリくっついているので、全く考えに入ってなかったのだが、油で揚げると皮がペロリとはがれて中身が放出されてしまうという大惨事もおこった。というわけで、最終的に行き着いたのが、片栗粉ののり付けは欠かせないことと、低温で一度揚げて、高温でパリッと2度目を揚げるということ。簡単だと思っていたのに思わぬトラブルでかなり大変だった。中身が出てしまったのは、その瞬間にサクッと網で回収して、フライパンでそぼろのように炒めて明日のお弁当。
写真は本日のベスト3の春巻き。苦労したけどサクッとしつつもモチッともしている皮はやはり美味しい。春巻き好きの下の息子も喜んでいた。

昨晩、練習も兼ねてかつお節を大量に削って出汁をとった。おかげでずいぶんとコツをつかんできたと思う。出汁の一部は朝の出し巻き玉子に使って、夕食にはお吸い物。出汁に醤油をちょっと足して温めたら、とろろ昆布を入れたお椀に流し込むだけ。なんともリッチな味わい。
削ったかつお節はちょっととっておいて、糠漬けキュウリにものせていただいた。糠漬けは心地よい酸味も出てきた、発酵が進んでいる証拠。このキュウリは今週ストアで買ったのだが日本のキュウリみたいだ。

昼息子達が遊びにいっている間にかあちゃんと私は自転車で職場まで行って軽く仕事。運動すると甘いものが食べたくなるかあちゃんは帰ってくるなりストアにデザートを買いに。買ってきたのはフルーツパフェ。生クリームの下に練乳まで入っていて甘い。一個を皆で分けて十分。これを一人で食べたら危険だ。

写真は下の息子が撮った。設定だけ私がしてあげた。