エイヒレの一夜干し、うまい

下の息子の小学校でケイパーと呼ばれるお祭りがあった。ゲームや食べ物などの出店が出て収益は学校の運営に使われる。これがかなり大きな催しで、下の息子はとても楽しみにしていた。昨晩など”明日はケイパーがあるからもう寝る。”と早めに寝室に行くという徹底ぶり。そんな下の息子が起きたら調子が悪いと言ってきた。”それじゃあ、ケイパーはやめておいた方が良いかなあ。”と話していたら、”調子が悪かったけどもう直った。”と無理をする。そこまで行きたいのならと、薬を飲ませてあげたら熱はひいたので、早めに帰ってくるという約束でケイパーへ。上の息子は卒業生としてちょっと大人ぶって友人達と参加。二人とも楽しんだみたい。満足そうに帰ってきた下の息子はぐっすり眠っている。上の息子は友人宅へそのまま行って夕食も食べてくると言う。

ということで夕食はかあちゃんと二人っきり。
朝、ストアの魚売り場で見つけたのがエイヒレ。以前から一夜干しを作ってみたいと思っていたので、エイヒレで一夜干し。塩水に３０分ぐらいつけて、５−６時間乾燥させれば十分みたいなので、朝からエイヒレを外で干した。これを夕食に焼いていただく。日本で良く行っていた居酒屋で食べていた食べ方でマヨネーズに唐辛子、そして醤油をタラリ。固すぎず、柔らかすぎず、一夜干しはとても美味しかった。沢山作って冷凍しておいた。一夜干しは初めて試してみたが、思ったより簡単に出来たし、魚の旨味がグンと増すので、かなり料理の幅が広がりそうだ。今度は違う魚で作ってみよう。

もう一品、昨日から計画していたのは中華風おこげ。昨日御飯を炊いて四角に切り分けて乾燥させておいた。今日は餡かけ作りのために、チキンガラでスープをとった。餡の具は白菜（やけに緑）、ニンジン、干し椎茸。最近晴れの日が多かったので、陽を沢山浴びた干し椎茸が出来た。餡はチキンガラスープに椎茸の戻し汁を混ぜたものに塩とオイスターソースで味付けして片栗粉でとろみをつけたもの。乾燥した米を揚げて、同時進行で作った餡をかけるとジュッと音がする。雰囲気を出すために土鍋に入れていただいたのだが、土鍋大きすぎ。カリッと揚がったおこげに餡がじんわりとからまって何とも言えない。

残っていたチキンガラスープでクレソンのスープ。味付けはナンプラー。あっさりしていて、それでいてじんわりと旨味が伝わってくるスープだった。