とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

懐かしの品々

学生時代、居酒屋に行くとほぼ必ずと言っていいほど注文していたのがちくわの磯辺揚げ。練り物好き、天ぷら好きの私にはたまらない一品。”青のりもあるし、久しぶりに食べようか?”とかあちゃんとも話してちくわを買ってきた。せっかく揚げ物を作るのでもう一品、鶏の天ぷら。鶏の胸肉をスライスして揚げたもの。私もかあちゃんも久しぶりのちくわの磯辺揚げでかなり盛り上がっていたのだが、息子達は好きじゃないと言うではないか。”えっ、ちくわの磯辺揚げ嫌いなの?????”、”どこがダメなの?”とまったく理解不能。おかげで私達だけで青のりの香のする磯辺揚げをタップリと堪能したのだが。そのかわり鶏天の方は息子達が奪い合うように食べていた。

これまた懐かしの一品。大学近くの定食屋さんで必ずと言っていいほどサイドに注文していたのがたまごの唐揚げ。たまごを素揚げして出し汁につけるというシンプルなものだが、最高にうまい。半熟のタレがしみたやつを御飯にのせて一杯というのが私の食べ方。好評のほうれん草も一緒に。出し汁は天ぷらを浸して食べるのにも使った。

昨日食べた冷凍カレイとともに買っておいたのが冷凍のするめいか丸ごと。穫れてすぐ冷凍したものらしいのだが、わたをとってみるとOKそうだったのでわた煮にしてみる。レシピは小林カツ代さんの本から。酒でイカを煮てその上にわたをのっけてはじけさせたらサクッと混ぜ合わせて出来上がり。味は温かいイカの塩辛。コクがあって御飯がすすむ。これはとても楽しめた。

最後に残っていた生ワカメもまたまた甘酢でいただいた。これで最後だったが、また今日買ってきた。美味しくてしかも手軽で便利。