とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

心の叫びはメンチカツ

メニューに困ったら心の叫びを聞け、ということで昨晩かあちゃんの心の叫びを聞いてみたら”メンチカツ”と返ってきた。確かにメンチカツは食べたいなあと思ったのだが、一瞬躊躇した。なぜならメンチカツはかなり作るのに手間がかかる。肉をまとめてそこから更に揚げるというスッテプが入ることでハンバーグの2倍ぐらい手間がかかる気がする。しかもきちんと衣で包まないと肉汁が揚げている途中で吹き出してきてその部分が噴火口のようになってしまう。とは言いつつも、一度メンチカツと聞いたらやはり食べたくなるのでドカンと大量に作ることにした。それにしても最近のかあちゃんのリクエスト、先週がハンバーグで、今週がメンチカツ。なんか好みが分かりやすくて面白いなあ。来週は冗談半分でミートローフでも作ろうかなあ。でもこれもきっとかあちゃんは喜ぶにちがいない。
我が家のメンチカツの定番の野菜はタマネギ、ニンジン、キャベツ。キャベツは細かく刻んで火を通さずにそのまま肉に混ぜる。このキャベツが我が家のメンチカツにはかなり重要。後はだいたいハンバーグと同じ感じ。隠し味にオイスターソースを入れるのがもう一つの特徴かもしれない。
明日の弁当やもう一食分の蓄えなどと欲張って沢山作った。結局12個の大きめのメンチカツを揚げた。
付け合わせにはごぼう、インゲン、コーン、ニンジンのサラダ。野菜はそれぞれ時間差でシャキシャキ感は残すようにサッと湯がいてある。ドレッシングは適当にマヨネーズ、味噌カツ用甘味噌、酢、胡麻、醤油、ごま油、砂糖などを味を見ながら適当に混ぜて作った。このドレッシングかあちゃんや上の息子にとても評判が良かったのだが適当に作ったので全く同じものは2度と作れない。

いつもより準備に時間がかかったが、苦労したかいがあったというもの。とても美味しいメンチカツができた。みなで”旨い”を連発しながらメンチカツを堪能。
メンチカツは野菜たっぷりが好みだ。

昨日の野菜たっぷりみそ汁ももう一食分ぐらい残っていたので皆でいただいた。今日はみそ汁を作る余裕はなかったので沢山作っておいてよかった。
大量にメンチカツを揚げたので明日の弁当も楽しみの一つになった。
そして残りは冷凍。アルミ箔に包んで冷凍して、食べる前の日に冷蔵庫に移しておく。そして当日オーブントースターでカリッと焼くと冷凍とは思えないほどまわりがカリカリの揚げ物が食べられる。