とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

焼き肉

このところ牛肉が頻繁にメニューに上がっていたのは去年1/4頭買いをした牛のちょっとだけ残っていた分を食べてしまおうとしていたため。というのも今年も同じ農家の方から牛肉を購入したから。−20度の冷凍庫で保存して大体一年ぐらいは普通に食べられる。実は昨日の牛丼の肉が今年初めての新しい牛の肉。今年も赤身に旨味がのった美味しい肉だ。昨日牛丼に使ったショートリブの一部は焼き肉用にスライスして韓国製の梨の入った焼き肉のタレで漬け込んでおいた。
ということで今日は今年の新しい牛肉をタップリと楽しむべく焼き肉。
元来かなり歯ごたえがある肉なのだが、昨日からタレに漬け込んでおいたショートリブは肉も柔らかくて食べやすい。どうも草を食んで育った家畜の特徴だと私は思うのだが、脂が少しもくどくなくて口の中でサラッと融ける。肉の脂身があまり得意でない下の息子がガンガン食べていたのでかなり食べやすいのだと思う。

せっかく新しい肉が手に入ったので生肉でユッケにしてみる。サーロインの部分をたたいてタレ(醤油、ニンニク、リンゴ、砂糖、ショウガを煮立てたもの)、ごま油、ごまを混ぜて出来上がり。キュウリがちょっと残っていたし、今日日本食料品店で梨を発見したのでそれも刻んで添えた。私もかあちゃんも生肉大好きなので実はこれが今日一番のヒットだったかもしれない。何しろかあちゃんがきっちり半分に分けていた。息子達は”えーーー生肉に生卵、すげー、こんなの食べるの?”とちょっと引いていた。

残りのサーロインの部分はスライスして焼き肉。こちらはそのまま焼いて前述のユッケにも使ったタレでいただいた。
野菜はエリンギ、タマネギそしてニンジン。エリンギの歯ごたえが私は好み。
我が家の焼き肉用のプレート(ガスコンロ用)にはポケットがついていて、何が目的で作られているのかは知らないが、私達はニンニクのごま油揚げに使っている。揚げたニンニクはほくほくしていて本当に美味しい。

その他、付け合わせとしてワカメスープにサニーレタスサラダ。サラダは醤油、ごま油、レモン、砂糖、ニンニクなどで焼き肉屋さんで出てくるっぽいサラダにしてみた。どちらも結構感じが出ていた。
肉も付け合わせも堪能して満足。今年の肉も相当楽しめそうだ。味が気に入ったので去年買うことにしたのだけど、この牛を育てている農家の方がどうやって牛を育てているか分かっているし、どんなポリシーを持っているか良く聞いているし、この肉はなんだか安心して食べられる。