嵐の中帰宅

朝残っていたカレーを薪で温めて、弱い火の上でこんがり焼いたトーストですくっていただく。キャンプでも”次の日のカレー”はうまい。
テントをたたんだらBayfieldにもどって、上の息子たっての希望であったBreakfastレストランへ。上の息子はそこを通るたびに気になっていたらしい。実は夕食に行ってとても気に入ったレストランと同じオーナーが経営していて、かなり期待できた。１１時半頃レストランに入ったので、メニューは朝食でも、私達にとってはランチ時でちょうど良い。それにしても一日２回朝食をとることになるとは。

料理はとてもすばらしかった。息子が注文したプレートのソーセージは明らかに手づくりだし、ベーコンもレベルが高い。サイドについてきたトーストも自家製。
そして私が注文したのがエッグベネディクト。エッグベネディクトは一般にイングリッシュマフィンの上にポーチドエッグが乗っかってオーランデーソースがかかったもの。私の注文したものはポーチドエッグの下にクラブケーキ（カニコロッケみたいなもの）がはさんである。カニコロッケとポーチドエッグ、とても良いアイデアだ。ハッシュドポテトのカリカリも嬉しい。

みな幸せな気分になり１週間滞在した街を後にした。

途中にある州立公園に寄り道などをしたり、簡単な夕食をチキンウィングのお店で食べたりと、ゆっくりとドライブしていたら帰宅は夜になった。ゆったりといい感じのドライブが一転、私達の街から１時間ぐらい離れたところでとんでもない暴風雨に襲われた。とにかく視界がはっきりしないので恐ろしい。田舎道なので電灯なし。そんな中ガンガンと私達の車を追い抜いて行くちょっとクレイジーな車が時々現れる。”君たちには見えるの？”と疑問。飛ばすのは勝手だが、そんなクレイジーな車の水しぶきでさらに視界が悪化。ときどき道がくっきり見えるのは空一面に輝く雷。何度カーブが見えずに止まったことか。あー怖かった。１時間の行程に２時間かかってやっと帰還。旅行中ほとんど雨らしい雨が降らなかったのはラッキーだったが、その分一気に今日に集中した感じだ。