とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

かなり香る食卓になった

下の息子の調子があまり良くなかったのでかあちゃんと交代で仕事場に行った。昼までには下の息子もかなり回復したと見えて、お腹が空いたといって作ってあげたおにぎりをムシャムシャと食べていた。
さて夕食。香菜(シラントロ、コリアンダー)はバジルと違い冷蔵庫の中で相当長いこと持つ。新鮮なものを買えば2週間ぐらいはほとんど古くなることがない。それでもやはり1週間目ぐらいには食べてしまいたいと思い土曜日にマーケットで買った香菜を使うことにする。香菜を使うとなるとすぐ頭に浮かぶのが東南アジア系の食べ物。タイのサラダでヤムウンセンという春雨のサラダがあるのだが、これは私とかあちゃんの好物。アメリカに来てから知ったサラダで一時はタイレストランに行くたびに必ず食べていた。挽肉、タマネギ、グリーンオニオン、エビ、トマトそして香菜を春雨と混ぜていただいた。タレはレモン汁、ニンニク、ナンプラー、砂糖。そのままで食べても美味しいし、驚くほど御飯との相性もいい。実はちょっとしたアクシデントのために挽肉がラムの挽肉になってしまった。本来は豚か鶏で作るもの。私達が買っているラムは決して香りが強くないので香菜、ナンプラーそしてニンニクと混ざるとそれほど際立つことはなかったが、だめな人にはこれはだめなんだろうなと思いつつ、それでも私達は結構楽しんだ。

どうも今日は香りものが多くなってしまったのだが、昨日の晩から鶏のレバーを牛乳に漬けておいた。この鶏レバーは新鮮で臭みは全然ないのだが、まあ念のため。醤油と紹興酒で下味をつけたら片栗粉をまぶして多めの油で揚げ炒めにして茎ニンニクを投入してさらにしばらく炒めて、オイスターソースで味付けして出来上がり。これが予想以上に美味しくて御飯が相当進んだ。かあちゃんも喜んでくれた。かあちゃんは相当なレバー好き。

下の息子は夕食前に眠ってしまったので、今日も3人の食卓になってしまった。下の息子はまだ万全ではないようだ。昨晩よく寝付けなかったのも原因かもしれないが。