とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

もうほとんど夏なんじゃないかというぐらい暑い一日だった。そして昼食には今日も懲りずにそば作り。どうやら私が買っている全粒粉は熱湯でこねた方がいいらしい、ということでそうしてみる。そしたら今度は水が足りなかったみたいでやっぱりポキポキ。とりあえずポキポキをみんなで食べたあと、悔しかったので、お湯の量と小麦の比率を増やした(5割)物を少量作ってみる。今度は折れないそばが出来た。しかし小麦を増やしてしまったので、そば風味はやや減少。かあちゃんはそれでも十分そばが楽しめるのでこれがいいと言っていたが、わたしは蕎麦蕎麦しているのが好みなので次回はどうするか考えどころ。水だけ増やしたバージョンに挑戦して見たい気はする。夕食にも蕎麦作ろうかなと言っていたら、かあちゃんから”お願いだからやめて。”と懇願された。ちょっと気合いはいり過ぎ。
午後からは昨日購入した黒豚バラ肉のプレートを使って料理。昨日薄くスライスした物を焼いてかあちゃんと味見してみたのだが、信じられないうまさだった。とにかく脂が違う。口に入れるとジュワーと脂のうまみが溶けて行く。黒豚だからなのか、おじさんの育て方なのか? きっと両方だろう。
明日私はまたまた夕食に誘われたので、まずはかあちゃんと息子達の夕飯のためにラフテーと煮卵を作っておく。午後中かけてじっくりと煮込んでホロホロのラフテーが出来た。
そして一部のバラ肉はロールしてチャーシューに。今日はまわりを炭焼きグリルでカリッと焼いてから煮込み始めた。炭焼きを使ったのはその方がおいしいからというよりも、キッチンでフライパンを使うと油がパチパチととんでいつもとんでもないことになるから。こちらもじっくりと煮込んで今は冷蔵庫で醤油だれに漬けて寝かしてある。
さて夕飯。昨日味見した時にバラ肉があまりにおいしかったので一部は今日焼き肉用にスライス。油が下に落ちて行くジンギスカン鍋でバラ肉を焼いて行く。

焼けたバラ肉はコチュジャンをちょっとつけてレモン汁をかけていただく。バラ肉のこってりといいコントラストでとてもうまい。そのバラ肉で水菜やルッコラを巻いたり、サニーレタスで巻いたりして食べるとこれまたうまい。しつこいようだがとにかく肉の味に感動。こんなうまいバラ肉食べたのアメリカに来て初めて。

椎茸やアスパラも焼いていただく。アスパラはそのままいただく。甘くてうまい。上の息子が食べて思わずうなっていた。椎茸は水を含ませてしっとりと焼いたら三升漬けをチョンとのっけていただく。これもたまらない。
こんな時は私もかあちゃんもビールをグビッといきながら食事。どのおかずも冷たいビールに合うことこの上ない。