とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

昨日”なんか食べたいものある?”と聞いたらかあちゃんも上の息子も口を揃えて”餃子!!!”と言ったので今日の夕食は餃子に決定。かくいう私も餃子を想像したらとても食べたくなった。餡は豚挽き、キャベツ、ニラ、ニンニク、ショウガ、醤油、塩、ごま油。以前住んでいたところではニラなどとても手に入らなかったので私とかあちゃんはいろいろ試行錯誤してニラなしレシピを作った(青ネギやタマネギを混ぜたりして)のだが、今は簡単にニラが手に入ってずいぶんと楽になった。それでも野菜の量などは当時のレシピを参考にしている。何度もいろいろな比率を試したので自分達の好みの野菜の量がよくわかった。餡を作って、皮用の小麦粉を練って寝かし始めたら皆でテニスをしに近所の公園まで。さんざん動き回って腹ぺこになって帰宅。私が皮を延ばして、かあちゃんが包んでいくのがいつものフォーメーション。息子達も皮を作りたがったので家にある延べ棒を総動員して皮作り。上の息子はかなり上手に皮を延ばしている。下の息子は2枚ぐらい無駄にしてしまったものの、5枚完成。皮がまん丸である必要がないのが家の餃子の良いところ。台所は打ち粉で真っ白。息子達に片付けもさせる。学校でぞうきんがけなど習わないので、せめて台拭きの使い方などを教えるには良い機会だ。かあちゃんが餡を詰め終わったら餃子を焼き始める。不覚にも何枚かぺろっと皮がとれたのもあったが、全体的には底はパリパリで後はモチモチの餃子が焼けた。自家製の皮はこのモチモチ感が嬉しい。下の息子は待ちきれないとばかりに餃子に食い付いていた(といってもその時点ですでにすごい勢いで御飯を2杯も食べてしまっていたのだが。)。焼きたての餃子を噛むとカリッとして汁がじんわりとしみ出す。なんて幸せな瞬間。最初に焼いた分は一瞬にして消え去ったので、もう一度焼いていただく。アツアツの餃子をハフハフとひたすらいただくのが今日の夕飯、うまかった。