とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

夕方から近所の図書館で”となりの山田君”という映画を上映するという情報を聞きつけて行ってみることに。勝手に”おじゃまんが山田君”と誤解していたのだが、”となりの山田君”はなんとスタジオジブリが作ったアニメだった。なんとなくほのぼのとした笑いが結構良かったと思う。日本語で英語字幕だったのだが来ていた人々はかなり日本アニメ(多分、日本文化にも)に慣れているアメリカ人達と見えて、”えっ、これも笑えるの?”というかなりつぼを得たところで笑っていた。それにしても冗談を訳すのって難しいのだろうなと感じてしまうほど英語の字幕には苦労の跡が見られた。
夕食はちょっと遅くなってしまったが、最近行っていないが、かつて大のお気に入りだったダイナーへ。金曜日はフィッシュフライの日。もともと金曜日は肉を食べないという宗教的な理由から始まったらしいのだが、この街の多くのレストランがフィッシュフライを金曜日に出す。このダイナーのフィッシュフライはこの街でも1、2を争う美味しさ。とにかく魚(タラ)がふっくら、ジューシーで衣もカラッと揚がっている。ほのかについているカレー風味がまたいい。大きめの3切れのフライとメキシカン風ライスをみなで分けることにした。それからこのレストラン得意のクラムチャウダーとカボチャスープを小さめのカップでいただく。クラムチャウダーは上の息子がほとんど食べてしまった。カボチャのスープはチョロッと辛みがきいていてこれまた美味しかった。
そしてこのレストランを有名にしているのがパイ。常時10−20種類のパイがおいてある。今日はピスタチオのパイを3人で分ける(下の息子はアイスクリーム)。ちょっとミントが利いたクリーム状生地にピーカンが混ざっている。どうもミントっぽいものが好きな私はこの手のものを見るとついつい注文してしまうのだが、ミントがそれほど好きでないかあちゃんも上の息子も”なんで数ある中からこれなの?”っていう雰囲気だった。私は気に入ったんだけどなあ。