とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

ironchef012006-12-09

3家族が集まってワインのお披露目会。私達以外にもうひと家族のお父さんが同じぶどうを使ってワインを作った。ワインのお披露目会といいつつものすごい数の料理になって、一晩中食べ続けるの?という感じになった。ちょっと早めの忘年会の様相。
私達はチーズ盛り合わせ、生ハムとサラミ、ムール貝のカクテルソース、シーフードチャウダーローストポーク、混ぜご飯を準備。持ってきていただいた料理の数が多くて混ぜご飯まで行き着かず。
チーズは主にマーケットで仕入れたもの。最近見つけた羊のミルクで作ったブリー(カマンベールみたいなもの)と牛乳のブリー。どちらもトロリとおいしい。チェダーは2種類。角切りにしたものは何年も熟成させたものでかなり風味か強い。それに蜂蜜をつけて食べると美味しい。その他イタリアン食料品店で味見したゴルゴンゾーラが絶品だったので即購入した。

ムール貝はさっとワイン蒸しにして冷やしておく。カクテルソースはケチャップにすりおろしたホースラディッシュ、タマネギ、シラントロ、レモン果汁。なかなか美味しいカクテルソースができて満足。

今回私が一番気に入ったのはシーフードチャウダー。いぜんサザンスタイルのレストランで食べたコーンチャウダーからヒントを得てつくった、ちょっとピリ辛チャウダー。タマネギ、セロリ、ニンニクそして刻んだ唐辛子をバターでじっくり炒める。そこにアサリの汁、トマト缶をいれてさらに煮込んだらシーフード(エビ、ホタテ、アサリの身)をいれて軽く煮込んで、最後に牛乳を入れて暖める。これが前日までで、今日さいころに切ったレッドポテトを煮込んで完成。トマトと牛乳はとても相性が良くそこにちょっと辛みが加わる。子供達から大人まで好評だった。最近ちょっとした辛みでアクセントというのが妙に気に入っている。

ポークは二日間塩、蜂蜜、ニンニク、ショウガ、胡椒、みかんの皮の入った液につけておいた。塩水につけておくとと肉がジューシーに焼ける。骨付きロースを使ったのだがしっとりと焼けてなかなかよかった。

私達が作った料理X3ぐらいの種類の食べ物がそろったのでそれは壮観だった。いろいろな料理をつまめるので楽しい。そして招いたふた家族の奥様達がメインに作ってくれたのが広島風お好み焼き。ホットプレートを持参して作っていただいた。キャベツたっぷりでとても美味しかった。
さて本来の目的ワインの飲み比べ。驚いたことに私達のワインはこの一ヶ月でずいぶんと熟成が進んでいた。味わいが出て来ると同時に酸味がずいぶんと少なくなっていた。面白いことに同じぶどうにも関わらず友人の家族のはドライで、私達のは甘めのワインになっていた。きっと最初に入れた砂糖の量の違いなどがあるのかもしれない。
とにかく食べて、飲んで、歌って(?)、たのしい集まりだった。