とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

今日は朝ゆっくりと休むことにした。9時半ごろ目覚めたのだが、11時頃までうとうと。起きたら昨日の豆乳鍋のスープで雑炊。旨味がたっぷりで豆乳のトロッとした感じがたまらなくおいしい。最近では息子たちもたくさん雑炊を食べるようになったのであっという間に食べきってしまう。
午後からは上の息子の友人のおじいちゃん、おばあちゃんの家でのサンクスギビングディナーに招いていただく。息子を通して知り合ったのだが、私とおじいちゃんは今やスキー仲間。おばあちゃんはトラディショナルな料理をとても上手に作る。去年も招いていただいたのだが今年も楽しみにしていた。今年は写真も撮らせていただいた。
ターキーのスライスも写真では良くわからないのが残念なのだがとても柔らかくてジューシー。手作りのグレイビーソースが濃すぎず、旨味たっぷり。クランベリーソースも手作りのジェル状のものを切ってターキーとともにいただく。初めてアメリカに来た時に”なんじゃこりゃ”と思ったクランベリーソースもいまや私には欠かせないアイテム。いろいろな家庭でいろいろな作り方があって面白い。おばあちゃんのジェル状のソースはそのなかでもピカイチ。

ターキーの中に詰めて作ったスタッフィングも絶妙の美味しさ。ターキーのエキスがたっぷりと滲みていて何とも言えない。

ビーツの酢漬け(写真(上と下)奥の紫の丸い物体)があまりに美味しくて、”どうやって作ったの?”と聞いたら、”何言ってんのよ、これは売ってる瓶詰めよ。”と笑って教えてくれた。ほとんどが手作りだったのでてっきりこれも手作りかと思った。おばあちゃんが帰りに瓶詰め一本もたせてくれた。
コールスロー(写真(下)これは手作り)はこれまた絶品だった。

どこの国でもおばあちゃんの年季の入った料理はなにか特別な良さがあるものだ。私のおばあちゃんが作ってくれたきんぴらごぼうをふと思い出してしまう。
息子のおかげで本当にスペシャルな家族と会うことが出来た。