とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

昨晩おでんの汁を作りながらおでん食べたい度がぐんぐん上がっていき、今日の夕食時が待ち遠しくてしかたがなかった。今日はふくろを作ったり、市販の練り物を買いにいったりした。あまりに待ちきれずに5時頃には夕食にする。九州の友人からおみやげにいただいた森伊蔵をお湯割りにしておでんと一緒にちびり、ちびりとやる。なんとも雰囲気がでていい。お湯で割るとなんともいえないいい香りがフワッとしてくる。
昨日作ったがんもどきとさつま揚げはちょっと煮込んだらすぐにいただく。そうしないと形が崩れやすいし、味がしみ出していってしまう。かあちゃんはさつま揚げに感動していた。私はがんもどきが断然好みだった。

昨日から煮込んでおいた大根と卵は汁の旨味がしみていて本当に美味しかった。マーケットで購入した卵は黄身の旨味が断然ちがった。今回おでんは二日分ぐらい準備したのだが、おでんの卵が大好きなかあちゃんから、2回とも卵があるとうれしいとリクエストされたので、大量にゆで卵を投入しておいた。


いろいろおでんの具を作ったりしてみてもやはり市販の練り物は欠かせないアイテムだと思う。エビ入り天ぷら、魚のボールにちくわ。大好物のタコの入った練り物”タコベエ”が品切れだったのはちょっと残念だった。プニプニというかモチモチというか、そんな感触がたまらない。

そしておでんで一番の好物はふくろ。油揚げにしみたおでんの汁が噛んだ瞬間にジュワッととび出すのがなんともいえない瞬間。九州の友人が以前遊びにきた時に作ってくれたものをまねて作ってみた。具は挽肉、ニンジン、干し椎茸、糸こんにゃくに餅。餅と油揚げのジュワッがまた良くあう。

私はおでんとごはんを一緒に食べないので、最後にごはんを漬け物と一緒にいただいた。実は二日前から夏に塩漬けにしておいたきゅうりを水で塩抜きしていた。昼間それでしょうゆ漬けを作っておいた。何日か寝かせておくと味が馴染むのだが、今日は作り立てを食べてみた。それから塩気を少し残した塩抜きしたキュウリとカブの浅漬けも一緒にいただいた。最近漬け物がまたブームになってきた。