とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

ironchef012006-09-30

朝、非常に早く起きる。マーケットが混みはじめる前にマーケットの中に車を乗り付けなければならなかった。牛肉を手で運びきれないぐらい大量に購入したのだが、詳細は明日にでも。
牛肉も手に入れて、野菜もたっぷりと買って帰宅。帰宅したのが9時だった。マーケットでリンゴやビーフスティックを食べたりしたのだがそれでもお腹ぺこぺこ。今年最後であろうコーンを購入したので蒸かしてデニッシュトーストの上にのっけてマヨネーズやホットソースを少しとトースターで焼く。それにしてもコーンはいまだに甘くて旨い。あまりに美味しくて食欲に火がついて、その後ご飯、納豆、玉子まで食べてしまった。これまた旨くてごはん2杯。
今日はお料理気分がものすごく盛り上がっていたので日中はチョコチョコと料理。カボチャの美味しそうなのがいろいろ出ていて最盛期なので、大きいのを一個購入しておいた。半分をごま煮にする。いい感じにしっとりとしていて甘みが強いカボチャだった。皮も硬すぎず煮上がりが良かった。私はカボチャはある程度水分がある方が好み。かあちゃんの母ちゃんが送ってくれた金ごまを惜し気もなく使って、風味がすばらしい。朝、食べ過ぎたのでこれをつまんで昼食代わり。とは言ってもおやつ時にお腹が空いてきたので、季節ものの月餅をお茶とともにいただく。日本食料品店の主人がシカゴの中華街から仕入れてきた物を一つ買っておいた。私もかあちゃんも月餅大好き。

実は今日一番衝撃的だったのはマーケットで見つけた天然舞茸。いつものキノコ屋さんが”Maitake”と札に書いて売っていた。”舞茸も作っているんだ?”ときいたら、”いや、森で見つけた。”と言っていた。ストアで見る物より笠がずっと大きい。とにかく大きかったらしい。”おっちゃん本当に舞茸知ってるの?”とちょっと不安になったが、自分も既に食べてすげーうまかったと言っているので、ちょっと安心して購入。帰ってきてから少しだけバター炒めにして食べたのだが、こんなうまい舞茸食べたの初めてだというぐらい旨かった。香りの強さと味の濃さがストアの物とは比較にならないぐらいすごい。ちょっと興奮。舞茸と言えば、天ぷら好きの私は、まず天ぷらを思い浮かべる。これだけ肉厚だとやはり天ぷらが良さそうだ。そこで昼間に出汁をとって天つゆを作る。

出汁は大量にとって一部はお吸い物用に。かつお出汁をとった後、舞茸の太い頑丈そうな茎の部分をいれて煮込んで舞茸出汁をとる。とてもいい香りがするお吸い物ができた。夕食時にはスパゲティスクウォッシュ(日本ではそうめんカボチャと言うらしい)とともにいただいた。スパゲティスクウォッシュは茹でると身が麺のように採れてくる不思議なカボチャ。味と言うよりこの形と歯ごたえを楽しむ感じ。お吸い物に良く合う。

さて夕食の主役は天ぷら。舞茸だけでなくナスやカボチャも揚げる。それぞれが本当に美味しくてものすごく楽しめた。特に舞茸は絶品だった。大げさではなく、うまいものは人を幸せにするというのを実感。
マーケットでインゲンがものすごくいい色をしていたので買ってきた。茹でて食べて見ると甘みが強くてうまい。金ごまでごま和えに。それにしてもいろいろな野菜が秋になってきてより旨味を増してきているような気がする。

ちょっと肉っけもほしいとかあちゃんにリクエストされたので昨日残ったニラ、もやしを干し椎茸やバラ肉のスライスと炒めて玉子を絡める。

それにしても良く食べたなあ。今日は料理していていつも以上に楽しかったので日記も長めになった。