とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

ironchef012006-01-08

朝食をトーストとアップルジュースですましてジムへ向かう。今日はウエイトの日。1時間たっぷり運動して帰宅。
手作りの煮豚チャーシューを作った時にできるスープを使ってラーメン。野菜や昆布、カツオだしの入った鶏ガラスープにさらに豚バラを煮たときのエキスも含んだスープ。これだけですごくいい味が出ている。冷蔵庫で冷やした際に固まった脂は全部取り除いたのでコクはあるけどあっさり系。醤油タレにはチャーシューを煮込んだ醤油を煮詰めたもの。醤油タレに煮立ったスープを入れる。生麺は市販のものを使用。残っていたチャーシュー、半熟玉子などの具をのせて出来上がり。スープはまさになつかしい中華そばといった感じの味。うまみがあってやさしい味がする。塩加減も丁度良かった。最後にスープをごくごくと飲み干すのが似合う感じのラーメン。みなで堪能した。チャーシューもおいしく出来たし気が向いたらまた作ろう。

このところかなり暖かい。日中は0度以上になったりもする。今日は午後職場に行ってそこから自転車で帰ってくる(昨日自転車を置いてきた)。途中で買い物に回り道したりして都合1時間ほどサイクリング。かなり凹凸の激しい街なので相当いい運動になった。帰ってきてから夕食の準備。前からやってみたいと思っていたことに挑戦。カツをラードで揚げる。マーケットで黒豚を売っているおじさんのところでラードがあるのを発見したので試してみることに。肉は一緒に買った黒豚のヒレ肉。今回はロースにしたかったがこの黒豚最近はあまりに人気でよっぽどのことがないと一番人気のロースが手に入らなくなってしまった。なにしろアメリカの人はロースト用に大きなブロックで買っていくので。おじさんは”豚肉あまらないから自分の家では牛肉食ってるぜ、がはは”とちょっとうれしそう。
さてラードで揚げたカツは意外なことにサクサクっとして軽い感じ。ラードだとカロリー低いんじゃないか?という錯覚に落ちそうになるぐらい。かあちゃんは豚の香ばしい風味がすると言っていた。カツには豚汁をあわせたくなる。かあちゃんの母ちゃんが以前から言っていた”ためしてがってん”という日本の番組でやっていた作り方をためしてみる。材料はすべて湯どうしして野菜を水から煮る、肉はいためずそしてあまり長く煮ない、出汁は使わないというもの。野菜や肉のうまみが感じられるかなりあっさりとした豚汁になった。なかなかいける。キャベツの千切りも沢山作る。”当店はキャベツ、豚汁、ごはんすべておかわり自由ですよ”などとふざけながらすべてをおかわりする。トンカツ屋で食べるみたいなヒレカツ定食を満喫。