とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

休日を堪能

下の息子は朝5時半という信じられない時間に日帰りの遠征へ出発。バスで五時間、往復十時間。私とかあちゃんは応援には行かず休日を満喫することにした。最近思うのが、応援しに行くだけがサポートではないということ。私たちが1日を楽しんで、そして、どんな結果であろうと帰ってくる下の息子を労ってあげれる精神状態でいることも、いいことかなと思ってきた。十時間かけて試合を見に行って、私たちも下の息子と辛い思いを引きずってきたりするとやはりお互いに良くない。
そんなわけでおにぎりを作って、歩き歩き隊。

シカゴの住宅街を横切るトレイルを往復することにした。全長7マイルを往復で14マイル。だいたいハーフマラソンぐらいの距離。やはりこういうのはちょっとチャレンジングな方が面白いと思ってしまう。かあちゃんもそれに付き合ってくれるのだが。
大都市の周辺なのに広大な自然が保存されている。これがこの国の大きさか?


鹿も見た。

途中ちょっと休みを入れたものの四時間以上歩き続けて、グルテンもアルコールも開放。私たちが今世の中で一番美味しいと思っているバーガー屋さんへ。

ミディアムレアを本当のミディアムレアに間違いなく焼いてくるバーガー屋さんは滅多にない。

アペタイザーも色々と楽しんだ。


ああ、幸せ。やはり自分達の時間を持つのも大事。
下の息子が帰ってきたのは夜中の11時。今回はかなり頑張ったらしい。チームメイトにも怒鳴りまくって、コーチから”よくやったけど、チームメイトにはもう少しナイスになろう。”と言われたらしい。なんか下の息子らしさが出てきたなとちょっと嬉しい。怒鳴った選手にも後で、”俺もできないこといっぱいあるから、気にしないでね、でも試合に勝ちたいから熱くなるんだ。”って言ったらしい。私はそういう気持ちも大事だと思うのだ。プロのアカデミーは常に競争にさらされている。試合に出ることだけでなく、毎年行われる契約の更新でチームに残ることも競争。チーム内だけでなく、常に外からうまい選手がトライアウトに来る。そんな中で自分を出すって本当に難しいことなんだと思う。だから親はちょっと遠目に見ている方がいいのかなと思う今日この頃なのだ。