とうちゃん亭

アメリカで暮らすとうちゃんの日記

ハワイ最終日

夜の10時の飛行機で帰る予定なので時間はたっぷりある。
島の反対側コナの空港までドライブ。途中で何カ所か寄り道をしながら空港まで行く予定にした。
美しい海岸線にさよなら。

まずはヒロの町までドライブしてお弁当ボックスをピックアップ。地元では大人気のお総菜屋さん、とにかくお客さんがひっきりなしに訪れてくる。
お弁当はアカカの滝州立公園についてからみなでいただいた。雨が降り始めたので車の中で食べる事に。
スパムむすび、のり巻き、鳥の唐揚げ、牛肉すき焼き風、マヒマヒのフライ、ミニコロッケ。

それからお煮しめまでも。

こんなすばらしいお弁当屋さんがあるところもハワイならでは。美味しくいただいた。
お弁当を食べていたら雨脚が弱まってきたのでレインジャケットを着込んで滝まで歩いて行った。雨のためだろうか、アカカの滝は豪快に水を落としていた。

滝を満喫した後はビーチへ。そう言えば一度もいわゆる砂浜を体験してなかったと思って最終日の今日に行く事にした。かあちゃんが得意のサーチ能力を生かして見つけてきたちょっとユニークなビーチへ。
州立公園なのだが公園までは未舗装の道路が続く。

やっと駐車場に着いたら、そこからちょっと歩くと美しいビーチに出る。

ただこれだけでは終わらない。そこから溶岩の道をしばらく歩いて行き

小さな砂丘が見えてきてそれを越えると

もう一つのビーチにでる。ちょっと隠れ家的なビーチだ。天気が良いともっときれいなのだろうと思ったが、砂浜ビーチを十分満喫した。

そしてハワイ島最後の夕食。空港のあるコナの街の観光メインストリートに繰り出してみた。最後の食事に選んだのはハワイアングリルのお店。
かあちゃんはローストチキン。

私はポークチョップ。

息子達はリブをシェア。

使っている素材がものすごく良くて、味もすばらしかった。盛りつけもとても気に入った。食事が終わった頃に厨房からシェフが何かの用事でちょっと顔を出してきたのだが、シェフを見て納得。おいしい料理を作るシェフってどこか共通のものがある。シャキッとしているというか、オーラが出ているというか。

レストランから出てきたらかあちゃんと息子達が歓声を上げていた。とてもきれいな夕日が目の前に広がっていた。

夕日が見えたのは一瞬だけ、すぐに雲の中に隠れてしまった。”まるで最後のプレゼントを私達にくれたみたいだね。”とちょっと感傷的になりながら空港へと向かった。
とてもすばらしい一週間だった。